このブログは日記的にも書いていきたいと思っているので、思いつきを書いたりもしていこうと思うのですが、アイドルに卒業があるように、オタクにも寿命があると最近痛感している。
sora tob sakanaのライブに行くようになって驚いたのは、とにかくライブの数がめちゃめちゃ多いことで、これはオサカナに限った話ではないんですけど全週末・全土日ほぼライブという感じで、いつ練習してんだという感じですがたぶん平日だとすると、じゃあいつ休んでるんだという感じで、これが本当にアイドルすごいなと思うところである。
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何が言いたかったかというと、オサカナがいた頃はオサカナだけを追っている、それだけで十二分に大満足のオタクライフだったんですよね。
それがオサカナ解散後、根なし草となった今、やれPANDAMICだ、開歌だ、ヤミグリだ…などと、(全部オサカナと同じ事務所の後輩グループとはいえ)どうしてこうも節操なくやっているかといえば、やっぱり目の前で楽しくかっこよく歌っているのを観るということが、とても刺激的な音楽体験の一つであると身にしみてしまったからだと思う。いつの間にか、あの時と同じ刺激を求めさまよう亡霊オタクとなってしまったのだ、
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という現状なんですけど、そこからなぜ冒頭に書いたオタクの寿命という話になるかといえば、やっぱり1つのグループを応援するのと、今回さらにセカイシティというグループについて書こうとしていますが、4つのグループを応援しようとすることは、かなり違うというか、素直に身がもたない感じで、
時間的(ライブの時間かぶってるじゃんとか)、
金銭的(同時期に4グループからTシャツが出たら4枚買いたくなりますし)、
精神的(たとえば4グループ全員のSNSを追おうとすれば、ちょうど8月27日に開歌には新メンバーが2人加わったので15人分)、
キャパオーバーっすよねそれは…オサカナ1グループ3人だけでもいっぱいいっぱいだったのに…
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ということで、この数ヶ月はオタクとしての寿命がかなり削られてしまっている気分になってしまい、やはり私のようなローレベルのオタクは、現場にも行けない、物販にも行けない、もちろん特典会なんて全然行けない、でも思うところを浅く書いてしまいたい、というどこまでも迷惑な事をしていく決意をここに新たにした。というのがここまでの話です。
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こんな湿気った話をなぜ冒頭にわざわざ書いたかといったら、やはりそれでもセカイシティのライブには行きたい。というのが、私がこのブログで書きたいことであり、あれほど「sora tob sakanaのアンサンブル最高」だとかブログに書いておきながら、のうのうとセカイシティのライブでパシャパシャと迷惑系カメコやってるお前はなんなんだと、自分自身思うところがあるからだ。
なぜセカイシティのライブに行きたくなるのか。
改めて考えて理由をつけてみればこうだ。
①メンバーの魅力
②居心地のいい客席
③楽しくてチャレンジングな気持ちになる
自分で書いていて意味不明だが、そんな感じで本題に突撃していきます。
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セカイシティは2021年10月までは「せかいシティ」の名前で活動していたが、甘酢朱里さんが新メンバーとして加入した翌11月からグループ名もカタカナに改め、一ノ宮紗奈さんがリーダーの第二期が始まった。
私がセカイシティのライブに行くようになったのは、PANDAMICとよくツーマンを共催していた頃で、ライブ終了後の特典会、一ノ宮紗奈さんがCLUB CRAWLの出口前で待ち受けていた(?)からである。
2022年前半のその頃は、一ノ宮さなさんと「sora tob sakanaトークしましょう」みたいな会話をしつつ、そういえば、せかいシティ時代からこのグループは「静止画撮影可能」なのだから、せっかくなのでカメラ持って行ってみよっかな。という気持ちと、開歌の‘皐月歌’撮影可能チケットとのタイミングが重なったりして、なんとなく「カメコとして楽しむ」ということを目指すようになっていた。
時は進み、一ノ宮紗奈さんは10月10日の3周年ライブで卒業、
セカイシティ3周年記念ワンマンライブ‘Third trip -Departure-’、素晴らしいライブだった
そしてイートインから鷹觜美羽さんと交換で加入したのが小林瑞希さんだった。
(ここまでが長い前置きだったのである)
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私にとってはsora tob sakanaのお姉さんグループにあたる「SiAM&POPTUNe」での活動(私はオサカナのオタクを一年しかしていない位なので当時は全く知りません)を経て、「イートイン」の初期メンバーとしてステージに戻ってきた小林瑞希さんは、高身長で一際目を引くダンスと、ここ一番で客席をまとめて持って行く歌の力という、イートインの活動の中では超個人的感想を言ってしまうとぶっちゃけ持て余し気味の存在感だったため、甘酢朱里さんとのデュオという2人体制の少人数になっても、なかなか面白いのではないかと思っていた。
今日も楽しかった!!撮影してるのもありますがどんどん没入感が高まって毎回夢中に…新曲「Lie! Lie! Lie!」も楽しくなっちゃって気づかないのですがけっこう難曲?
— colorsneverseen (@colorsneversee) 2023年5月5日
iDOL PARTY 2023 One Coin Live
新宿ジールシアター
2023.05.05#セカイシティ#小林瑞希 さん#甘酢朱里 さん#撮影可能ライブ pic.twitter.com/pGHJemHhsu
最初こそお互いに遠慮がちな二人(だったのではないかと個人的超勝手に想像)だったものの、ライブを重ねるとたちまち、元々しゃべりの上手い甘酢朱里さんが、過激と天然と真面目が激しく出入りする(個人の感想です)小林瑞希さんのトークをうまく制御する評判のMCとなり、
(気になる二人の関係はというと、ついにこのほど二人で初デートした模様)
肝心のパフォーマンスの方も、歌は2人でも余力があるような表現力あふれる歌いぶりだし、昨年秋のセカイシティ3周年ライブで甘酢さんが「もう自分のダンス気持ち悪いなんて言わないで!」と年下の先輩・鷹觜美羽さんからお願いされていたのも今では遙か昔の話、2人で踊るとだいたいステージが狭く感じるダイナミックさである。
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楽曲については、シティポップというのか、ネオアコというのか、ネオ渋谷系というのか(わからないなら書くなよ)、耳なじみ良くも楽しく、可愛らしくもかっこよく、1曲ごとに変わる多彩な表情もすべて楽曲世界の表現に本気、という、つまり大人も子供もみんな楽しくなる感じで、実力派デュオのスタイルをすっかり確立してしまった。
それでいてこの夏は、なんと小林瑞希さんが週プレ×TIFのグラビアイベントにも参戦
し、ランキングイベントでも着実に票数を集めて日に日にバキバキ順位を上げていく鮮烈なグラビアデビューを果たすなど、連日好戦的なイベントばかりが発生し、
ソノウチ
— colorsneverseen (@colorsneversee) 2023年8月19日
新宿LOFT
2023.08.20#セカイシティ#甘酢朱里 さん#小林瑞希 さん pic.twitter.com/XtjyRQMZ5e
飽きさせないどころかたぶんファンは毎日ハラハラドキドキしてるんじゃないかと思うんですけど、それでも毎朝けっこう早い小林みさんのおはようポストにこまめにリポストしていくファンたちの姿は、個人的にはもはや感動的ですらある。
#セカイシティ ←でXを見てみれば、美しいライブ写真がたくさんあります。ぜひご覧になってセカイシティのアイドル道を視覚で確かめてほしい(私のポストは、見た人が“自分なら絶対もっといい写真が撮れる!”と思ってセカイシティのライブに参戦する人を呼び込むための裾野広げ活動ですので、そのようにご理解いただき飛ばし見してください)。
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いかんせんデュオになってからまだ一年も経っていないため、コンテンツが多くはなく、YouTubeのライブ映像も楽しさが十分伝わるかというと、ご本人も仰る通りぶっちゃけ今のライブは動画よりもっと良いという感じなので、気になった方はぜひ直近のセカイシティのライブへ足を運んでみてほしい。
そのパフォーマーとしてのストイックさゆえ、客席からすると逆に実に安心して楽しめるというか、振りコピしようがカメコになろうが地蔵でいようが、最終的には楽しくなること間違いなしである(ハードルを上げすぎなようだが、誰でも安心して楽しめるセカイ旅行って感じなんだよな)。
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その上で、セカイ旅行の日程(11月4日新宿red clothワンマンライブ)を早めに押さえておくと、よろしいのではないかと思います(なんか今回提灯記事感が過ぎるな)(これというのも直近観た新高円寺LOFT Xといい、毎回良い公演が続いているからである)。
音楽の話をしないで終わる感じですが、このCDはdemoCDとはいえ、2人のボーカルの鮮度感、最近炎上?のFIRST TAKEよりも生々しく活き活きしていますのでおすすめです。生の歌を間近で浴びたいならアイドルのライブに行くという選択肢もあることをお伝えしたい!