なんか少しずつ、気持ちが平坦に戻ってきた。
やっぱり、永続はしないよな。
当たり前だ。
人間の脳は、どうしてそのように出来ているんだろう?
楽しい事だけ、ずっと感じていられれば良いのに。
まぁ、どうしても何も、ちゃんと考える事は可能だ。
ちゃんと考えれば、生物の防衛本能が…みたいな事になる。
今はそんな事はどうでもいい。
私が不満なのは、楽しかった事をだんだん忘れてしまうという、事実そのものに対するものだ。
若い人は皆、自分の休日を予定でいっぱいにしてる。
もしかして、みんな寂しいのかな?
間が空いて、一人になる時間に耐えかねて、休日の全てを他人といられるように、埋め尽くしているのかもしれない。
何だか、私の中でも、一つステージが変わったような実感がある。
体験を通して、これまで蓄積してきた経験、情報が、何かのはずみで結び付く瞬間。
恐らく誰にでも、そのような瞬間があるのだろうと思うけど、今、私にはその時が訪れているように思う。
私はこれを、ステージの変化、と考える。
人のステージに変化が訪れる時、それは、これまでの戦い方と、これからの戦いが変わっていくという事だ。
スーパーマリオで言えば、陸のステージと、海のステージ、どんどん上に登っていくステージと、様々存在すると思う。
このようにステージが変化する時、これまでと同じ戦い方ではクリアが難しくなったり、また、楽しみ方が変化したりするものだ。
人間の人生にも、様々なステージがある。
全ての人に同じステージが用意されている訳ではないが、ある程度、共通する要素もあるだろう。
何がどのように変わったか、というのは、はっきりと説明できない。
流れが変わった、とも言えるかもしれない。
必ずしも良いばかりの事ではない。
時にこの変化は困難をもたらす事もある。
しかし、少なくとも今の私においては、どうしようもない膠着状態で、疲弊を積み重ねてきた中で、何らかの解決策を思いついたような感覚に近い。
発見があった。
一つの思考と、また別の思考。
その間にある壁が、新たな知識、経験の流入によって、一つ取り除かれる。
その時、それぞれを別の軸で捉えてきた思考が混ざり、新しいノウハウを得るに至る。
私はちょうど、その分岐点にいるような感覚だ。
何か分かりそうな気がしてる。
これを逃したら、次はいつか分からない。
自分を保ち、やけを起こさず、確実に日々に対応する。
形にしたい。
これはきっと、私が良い方向に向かうチャンスなのだ。