こんにちは。ナラです。
じゃあ、現役時の東工大2次試験の結果を元に科目ごと分析をしていこうかと思います。
まずは英語。
東工大の英語は、約2000語の超長文と、約1000語の長文のみが出るといった試験です。これを90分で解きます。僕の場合は10分ほど余りました。
単語のレベルはかなり高く、初見の単語が必ず1つは出ますが、基本的に意味が類推出来るものが多いです。
また、工業大学らしく理系分野の文章が1つは出るので、普段聞くカタカナ語が英語になっただけというケースが多いです(脳のシナプスなど)。
故に、長文のレベルはめちゃくちゃ高い!!!という訳でなく、対策をつめば十分高得点を狙えるものです。
今回の文章は僕にとってはかなり読みやすく、恐らく記号問題や単語の抜き出し問題はほとんどあっていたのではないかなと思います。
ではどこで間違えたのかと言うと、和文英訳と英文和訳です。そこの爪が甘々でした。
直訳すぎる、修飾関係がハッキリしていない等、意味は分からなくは無いのですが技術が感じられない和訳だったかなと思います。
英作文も同じです、ニュアンスが微妙にズレていたり。
現役の時、長文に時間を割きすぎて疎かになっていたなと思います。
一応基礎英文解釈の技術100などやっていたのですが、ただただ2周程度解くのみ。そりゃ無理ですよね。
英作文に関しては何もやりませんでした。「竹岡の英作文が面白いほど書ける本」を買って放置してました。何となく解けていたのをそのままにしてしま
いました。
完全に配分ミスったなという感じです。
3月に文法は一通り復習して、軽い長文も読んで速度が落ちていないことも確認したので、今後は和訳と英訳の力をつけていこうかと思います。
とりあえず今は基礎100と竹岡を周回してます、もちろんCDで音読を何度もしながら。
因みに音読は英語の勉強において最強です。マジで。
暫くこれを続けて、模試で間違えた分野を重点的にやるといった方針でいいかなと思います。
科学大になって問題形式が変わるのか分かりませんが、もし変わらないとしたら125点ほど目標にしていけたらなと思っています。
続いて化学。
東工大の化学は、独立した問題が15問あって、東大のように計算過程を書く欄はなく、記号や数値等の答えのみを書く形式となっています。
また、最も特徴的なのが、「以下のものから正しいものはどれか。1つまたは2つ選べ」という問題だと思います。
故に、消去法は基本的に通用せず、正確な知識が求められます。なので、最も勉強量が得点に反映されやすい科目かと思います。
僕は共通テストで人外の点数(悪い方で)を取ったので、これはやべえと思ってかなり化学の過去問演習に力を入れたら、本番ではそこそこの点数を取る事が出来ました。
なので今後の対策としては、知識をガチガチに固めることかなと思います。現役生に比べて理科に割ける時間はずっと多いので、とにかく暗記をガチガチにして、後は過去問演習に費やすことかな。
とりあえず3月のうちにセミナー化学の基本問題を3周ほどして、現時点で重要問題集のA問題の5周目に入っているので、悪くないペースかなと思います。
その後にB問題を4周ほどして、時間があれば化学の新演習をやって、なければ過去問かな。
あと共通テストの過去問も暗記分野だけならかなり有用なので、化学に関しては共通テスト前は少し対策しようかなと思います。
目標点は120。英語と同じくらい。
理想は、数学を除いた3科目で生命理工学院の最低点に届くくらいです。
物理と数学は次回。長くなってしまうので。