午後の新幹線で仙台。

 

 

新青森駅、新幹線車内、仙台駅ともにコロナ以前の人手にほぼ戻っている印象。

 

ホテルでもの書きしたあと、国分町にある昭和歌謡酒場プレイバックにてtbcラジオレギュラー「ひとりの時間。」12月13日OA分収録。

 

 

ここしばらくすさまじい本数のライブを経てきた洋平の声はボロボロだ。

本人は大事なライブを月末に控え不安もあるかも知れないが、僕としてはこのガラガラ声こそが戦ってきた証だと思うから「洋平、いいぞ!」という感じ。

 

 

そして場所を焼き鳥文司に移して2本目、12月20日OA分収録。この2軒がこの番組の基本的な収録場所だ。

宮城県と福島県内にチェーン展開しているスーパーマーケット、フレスコキクチがスポンサーにも関わらず、基本的には飲み屋のカウンター収録しているというこの番組。フレスコさんの懐の広さに甘えさせてもらいつつ、独特なトーンで作らせてもらいながら放送は8年目に入った。

 

こちらの収録分は、放送日が洋平の仙台サンプラザライブの5日前と言うことでライブ直前の洋平の気持ちを聞く。

 

何でも自分と比べてしまうのは洋平に失礼だと思うが、やっぱり僕はソロになったばかりの1999年の早春を思い出してしまう。

仙台市の中心部にある大きな公園、勾当台(こうとうだい)公園野外音楽堂に3000人を集める、というゴールを設定して文字通り朝から晩までライブをやった。

多い日は1日8本。3ヶ月間で250本以上のライブが行われ、勾当台公園には本当に3000人以上が集まったのだった。

あの時の不安と、それ以上の興奮と颯爽とした気分。あれを味わえるのは人生でそう何度もないだろう。

あれから22年。それを今は洋平がやっていて、僕は彼のサポートをする役目にいる。そしてそれは亡くなってしまった小林が繋いだバトン。運命的なものを感じずにはいられないわけです。

 

 

洋平の目がアレだったので自主規制。

 

 

いつもの通り収録が終わったら食事。

 

 

もう何年も前からここでは飲み物以外のオーダーをしたことがない。お腹の空き具合を伝えて、あとは親方が出す料理をひたすら食べる。焼き鳥はもちろん、和食から洋食まで、何を食べても旨い。

 

 

親方が元気そうでホッとする。

「もう店やめたい」とボヤき続けて10数年。年を追うごとにそれが冗談に聞こえなくなってきているし、実際冗談でもないだろう。

70才を過ぎた上に闘病中でもある。この年で毎日バイクで通っていることも心配だ。親方がその日を決めたら黙って受け入れるつもり。その日が来るまで1回でも多く親方の料理を食べるのだ。

 

 

食事が終わったらプレイバックに戻る、というのもお決まりのコース。2軒ともこのコロナをよくぞ乗り切ってくれた。今も通えることに感謝しつつ夜は更けていく。

 

 

 

●ライブ情報
現在お知らせするライブ情報はありません。

 

 

●リリース情報

 

■ライブアルバム「In my STUDIO」「4月3日に生まれて」12月16日、2作品同時リリース!

同時購入で特典ポストカード(2枚1セット)プレゼント!