配信ライブの前日は、毎回ライブの前後、休憩中に流すムービーを作っていて朝を迎えてしまう。配信の全体の仕上がりばかりに時間とエネルギーを割いて、ほとんど睡眠も取らないまま本番…ということが多々あった。「これではいけない」と毎回自分なりに状況を改善してきたつもりだったのだが…

 

何ということだろう。この日はとてつもない集中力を発揮することができて、午前2時前にすべてが完成、まともな睡眠時間が確保できることになった。やればできるじゃないか!

 

 

7時起床。8時集合でみんなで優雅にホテルの食事。予定通り9時過ぎに会場に入ることができた。毎回こうだといいのに…

 

 

会場の外はまさに秋の山の天気で、本当に10分毎に様子が激変する。

着いた時はこうだったのに…

 

 

雨、また晴れ、また雨、またまた晴れ、雪!!、また晴れる…という具合。野外でやらなくて良かった…

 

 

今日のライブ、主催の方にお話をさせていただいて、映像セクションに過去最高額の予算を配分させてもらった。クレーンやレール、最高のカメラ等、映画の撮影現場のごとくなステージ周辺。テンションがグングン上りアドレナリンが出始める。

 

 

 

今回の配信も「坂本サトル配信チーム」が担当する。

僕が勝手にそう呼んでいるだけだけど、去年の4月に配信ライブを始めてからずっと一緒にやってきたスタッフだ。配信の規模が少しずつ大きくなってきてメンバーも増えた。

僕が全幅の信頼を置いている最高のチームなのだ。

 

 

ここで各セクションの様子を写真で紹介。

まずは会場内の音響セクション。

僕らが演奏時に聴く音を担当。

 

 

続いては映像セクション。

ここから4人のカメラマンに指示を出し、スイッチングを担当する長根くんこそが僕の配信の最重要人物なのである。

グレーのキャップが長根くん。超多忙なのに毎回なんとかして来てくれる。これからも頼りにしてます…。

 

 

そして最後は配信されるサウンドを担当するセクション。厨房の奥にあった従業員控室に機材を組み上げてます。

 

 

エンジニアはなべちゃんこと、我らが渡辺正人くん。

2012年以降のJIGGER'S SON関連、伊東洋平関連作品のレコーディングやトラックダウン(ミックスダウン)を担当する僕の活動に欠かすことのできない重要人物。


なべちゃんは多忙を極める売れっ子レコーディングエンジニアでありながら、ミュージックステーションの3時間特番などの生放送のミックスも担当していたりするわけなので、そういう意味でも僕の配信ライブはテレビの音楽番組と同じクオリティだと言っていいわけなのです。(いいよね?)

 

なべちゃんはコーヒー通。

仕事場にも道具が一式揃えてあって「一杯飲みます?」とちゃんと豆から挽いて淹れてくれた。

 

 

暖炉にあたる山口くんと昌人。

見てるだけで和む2人。

 

 

 

そして本番!…と、そうすんなりは行かなかった。

スタート2時間前になって急遽、オープニングで生でやるはずだった英子ちゃんとの野外ライブを収録、そして編集しなければならなくなったのだ。その時、空は奇跡的に晴れ上がっていて、ただでもコバルトブルーな十和田湖の湖面が絵のように真っ青になっていた。こういう状況はめったに起こらないということで「今撮ろう!」となったのだ。

 

サトルバンドのリハやってないのにどうすんだよ!えーいでも行ってしまえ!とカメラを持って桟橋に向かう私。困ったなあ、よりも面白いことになってきた!という気持ちのほうが勝ってしまっている。

 

周囲の釣り人の皆さんに状況を説明し、撮影に協力してもらえることになった。すぐにそこでライブ収録。

すぐにmacに映像データ取り込んで編集!音に問題あり!なべちゃんなんとかして!あ、達哉さん到着した!リハやろう!リハ終わりで編集の続きやるから!

…と、それはもうバタバタ史上最高なバタバタの中、それでも奇跡的にほぼ時間通りにライブはスタートしたのでありました。

 

オープニングはこちらから「愛の言葉」を!

 

 

そして会場に移動し、本編スタート!

まずは英子ちゃんライブから!

 

 

 

 

カヤックトークの様子。

 

 

こんな場所でも歌いました。

 

 

毎回集大成!

毎回最高更新!

 

 

自分で言っちゃうけど大成功!!

 

 

いぇーい!

 

 

片付けが終わったあとオール出演者&オールスタッフで記念写真。

 

 

何人かのスタッフがJIGGER'S SON Tシャツ着てくれてて感激。

 

 

感染対策に十分気をつけての打ち上げは配信ライブの打ち上げ恒例「その日のライブをみんなで見ながら打ち上がる」というミュージシャンにとってはこの上なく幸せな(いいライブではなかった場合は最悪な)時間でありました。

 

サトルチームでの配信初体験の松本英子チームは「映画みたい!最高!」と絶賛。

そうでしょー、いいでしょーとご満悦な私。えへへ。

 

 

初めてあの会場を下見に訪れてから1ヶ月半。

最高の形で今日を終えることができてホッとした。

ライブも作品も注いだエネルギーの分だけの熱量を持つ。

これからも肝に銘じて。

 

 

HIMOROGI presents

「Autumn Leaves 2021 in 十和田ふるさとセンター」

 

*Member

坂本サトル:vo, acoustic guitar

松本英子:vo

大石由梨香:piano

佐藤達哉:piano

坂本昌人:bass

長堀晶:percussion

山口克彦:electric guitar

 

*Set list

M01. 愛の言葉(サトル&英子 桟橋上から)

〜 松本英子ライブ 〜

M02. けやき通りと空の色(英子、由梨香、晶、山口)

M03. home(英子、由梨香)

M04. ふつおた(英子、由梨香、サトル、昌人、晶、山口)

M05. 朝ご飯(英子、由梨香、サトル、昌人、晶、山口)

M06. 最後の恋(英子、由梨香)

M07. Squall(英子、由梨香)

M08. はじまりの旅(英子、由梨香、サトル、昌人、晶、山口)

〜休憩〜

〜カヤックトーク〜坂本サトルライブ〜

M09. 天使達の歌(坂本サトル with his band)

M10. 君に会いたい(坂本サトル with his band)

M11. 話す猫(サトル&英子 ベンチから)

M12. 4月3日に生まれて(坂本サトル with his band)

M13. やぶれかぶれ(坂本サトル with his band)

M14. コーンスープ(坂本サトル with his band)

M15. アイニーヂュー(坂本サトル with his band)

〜フィナーレ〜

M16. 喝采(全員)

M17. HOMETOWN MUSIC LIFE(全員)

 

 

●ライブ情報
Autumn Leaves 2021

in 十和田ふるさとセンター
秋の十和田湖畔にて野外イベント決定!

松本英子ちゃんとのツーマンライブ!

※配信ライブに変更となりました。
*出演:坂本サトル、松本英子
*料金:¥3,000(アーカイブ10月26日23:59まで)

*チケット:購入はこちらから

 

 

●リリース情報