一夜明けても気持ちの高ぶりが収まらない。
「何かのフタを開けてしまった」というような感覚。
リクオさんの言葉を借りれば「世界中に自慢したい」夜だった。
(バイオリンの静はトイレに行っていたためこのような具合に…)
去年の12月に今回のジョイントコンサートが決まってからの10ヶ月間、何をしていても頭の隅っこにこのことがずっとあった。9月のジガーズライブが終わってからはさらに没頭してしまって、たくさんの方にご迷惑をおかけしたと思う。該当される方、ごめんなさい…。
ここしばらくは金銭的な事やニューアルバムのプロモーションやその他のスケジュールもぶっ飛ばして、ひたすらこのことだけを考えて過ごしてきた。それが終わってしまって今はちょっとした抜け殻状態。
トップバッターの法霊神楽では歯打ちの心地良い音とパフォーマンスに感激した。
そして喜多郎さんのライブ。
まさか生で聴く日が来るとは思わなかった「シルクロード」。舞踏と映像を巧みに組み込んだステージは圧巻の一言。
そして個人的に最も時間とエネルギーを注ぎ、そして想像以上の大成功に終わったえんぶり、南部手踊りとのコラボレーション。
それらを想い出すたび「うおー!」っと歓喜の雄叫びをあげたい衝動にかられる。興奮状態が続いているのです。
喜多郎さん、えんぶり組、南部手踊りの皆さんに失礼がないようにするために何をすべきかで、特に直前1ヶ月間は久々に重圧に耐えきれずぶっ壊れそうにもなったが、2週間前になってようやく八戸えんぶり、南部手踊りとのコラボの糸口が見つかった頃からはちょっとしたトランス状態で昨日の本番まで一気に駆け抜けた。
出演者と関係者が出席した打ち上げの席がどれほど盛り上がったことか。ステージ上でもお話し下さったが、その打ち上げの締めの挨拶であらためて喜多郎さんから「来年もやりましょう」というお言葉をいただいた。
正直に言えば嬉しい気持ちと「またあの重圧に悩まされるのか」という不安が半々。でももちろんやります。来年はあなたもぜひ。
このコンサートの開催のためにお世話になったみなさん、出演者のみなさん、そしてバンドメンバーにあらためて感謝します。ありがとうございました!
中でも全体の制作と当日の舞台監督を務めて下さったアイズの荒谷さんに人生史上トップ3に入るレベルの感謝を。荒谷さんなしではこのコンサートは成り立ちませんでした。ありがとうございました!
そして最後はやっぱり喜多郎さん。
昨年8月に初めて直接メールを頂いてから1年2ヶ月後に、まさかこんなライブでご一緒出来るとは夢にも思っていませんでした。また来年、お待ちしてますね。
それでは皆さん2018年開催の「未来への祈り vol.2」でお会いしましょう!
ばんざーい!