多くのアイロンのお客様にご来店いただいておりますが、サンプルは人形になります。
特に写真と人形でパンチの良さを伝え難いので
参考程度にご覧ください。


アイロンパーマの良さは
パンチパーマなどしっかりしたカールを作成
短く、固い毛髪でパーマをあてる際
長くなるまで待てない
短い長さでゆるめのカールをあてたい
そういう場合に使える技術になります。


※ウィッグ(人形)を使用していますが、
剃り込みのない人形ですので人間モデルとは
かなり違います。
雰囲気のみ感じていただければとおもいます


5センチの硬い直毛髪の毛にカールをつける
のはアイロンでなければ不可能です。
※長い状態から普通のパーマをあててからカットするなら可能です。

5センチ 角6




6センチ 角10



4センチ 角6
なにもつけない状態 ↓

①アイロンをあてる場合は下記を決めていきます
ロッドの形 (角形がもちが良く人気)
※サンプル写真をみればだいたいどのタイプか検討つきます



②ロッドの径数髪の毛の長さ設定
◎ニグロ 2〜3センチ 3mmロッド
◎緩パン 3〜6センチ 6〜10mmロッド
緩パンは4センチ 角6セットが人気
 
③方向の決定
◎ニグロ 前向き 後ろ向き両方可
◎緩パン 前向き 後ろ向きに加え
 前向きで前髪のみ横に流す
 後ろ向きで前髪のみ横に流す

④使用するアイテムを購入する。
パーマのカールをどうしたいかで使用する
スタイリング剤がかわります。

カール伸ばし力  大  

カール伸ばし力 中



パンチでも6センチ以上に、長めにあてることが
可能です。
例下記写真は2ブロックにして
2回転、前向き、角型、6ミリ、5センチ
となっております。

フェードカット
+2ブロック
+6ミリアイロンでパンチ
ツーブロパンチ

3ヶ月経過
細いタイプのアイロンパーマは
手ぐしで流れません。
流れない毛はそのまま上にあがりアフロ風になります


フワフワしてのびてくるのがパンチの特徴
毛先が傷んでカリカリになっていきます。
まずは傷んだ毛先をやわらかくするところから





緩パンチパーマセット後状態⬇
10ミリアイロンを使用しております。
これでもパーマはあたってます

⑥ セットする時のグリース量
グリース硬いのでしっかり多めに使います。
 見ての通り渦から前向きにおろしてセットするのが最近流行の形になります。

①の細かな説明
ロッドが違うと質感が変わります
メッシュコームを使用すると流れが
キレイにでてきます。

⑥の細かな説明
使用する量で質感がかわります
おでこに研究内容を記載してしまってますが
実験のための記載になります


手ぐしでセットすることで束感がでます。
 

 
グリースを使ってセット(普通)

固めのグリース使用
 
 
 
パーマ後すぐ、タオルドライ状態
ほとんどかかったように見えないのが
緩いパンチパーマです。


これと比べて下記記載の
トラディショナルなパンチパーマは乾いても
しっかりとパーマ感が残ります。
向後ろ向きの場合、前向きよりもちが長い
こちらはトラディショナルなパンチパーマです。
乾いてもパーマはかかっております。



最近はこのスタイルにツーブロックしていく
スタイルも多いです。


こちらはツーブロック×トラディショナルなパンチパーマ 
3ミリアイロンです。

アフロヘアと、パンチパーマは円周率が違います
その点では持参写真を見てパンチパーマ、アフロヘアを選定します。


わかりにくいのでわかりやすいものを作成次第
アップします。

整列したきれいなカールが特徴の
アイロンパーマ状態
技術中の写真です。
 

あてる前の状態、髪の毛が立つイメージですね。