菊池なら食いついてくると信じてた | 冬の世界の中心の私の猟奇的な彼女の頭の中のさらっとしぼった消しゴムのソナタ?
コメント欄じゃなく、新しい記事にしようと思ったが、一人でいきり立つのは恥ずかしくて辞めてた

菊池とはこういう話ができて、ある意味うれしい


っと言う訳で反論


科学技術の分野は、基本的にハイリスク
これが、仕分けの対象とされるのは至極当たり前だと思う

がん研究に関して

がん研究は、やはり「もっとも身近な病気」ということを考えれば、俺だって大切な研究だと感じている
だが、それ故様々な研究機関で研究されている

うちの大学で、企業の研究者を招く講義があって、物理学の分野からもアプローチされていることを知った

つまり、今回仕分けで廃止となった理由は、研究の重複だと考えている

仕分けには、知識層の人間も関わっていることだろうし、研究段階からその研究の将来性はある程度判断できるはず

同じがん(肺がんとか)への治療法でも、数十通り以上の治療法が研究されている
その中には、研究段階の物もあれば、臨床実験かへの移行段階にあるものもある
それらの研究を同時進行で進めていくのは、如何せんハイリスクだ
それらの研究の多くがおじゃんになってしまうわけだから
(偶然から生まれる技術もあるだろうが、それはこの際無視して欲しい)

全ての研究が、結果を生む訳ではあるまい


スパコンについて

確かに生まれる特許料は凄まじい
しかし、日本はスパコン開発においては、既に出遅れている状態
IBM、HPがシェアの大半を占めてしまっている

そもそも、日本の化学力が世界に誇れると信じたいが、新興国やアメリカを敵に回しては歯が立たない感がある
日本が誇れるのはもはや、町工場の技術職くらいなモンじゃないか?
実際、国産CPUを俺は知らない

だから、リスクと可能性の兼ね合いを見れば、妥当だと感じた
もちろん、安価にスパコンが手に入るようになれば、物理屋さんは大助かりだということも理解したうえで、そう感じるのだ

スパコンの評価の見直しに関しては、賛同はできなかった
一度出した結果を変えてしまっては、実もふたも、パッケージすら薄れて見えてしまう


仕分けは、見せ掛け?

まあ、確かにそういった一面もあるだろう
だが、仕分けという行為自体はなんら不思議なことではない

今回の仕分けが大掛かりで、報道するに向いた存在だったことが大きな原因だ

民主は、「これだけ変わったぞ」っと言うアピールをしなきゃならない立場なのは、菊池も重々理解しているだろう
民主にとっても、この仕分けは痛みどころの一つだったことは前提においての作業だろう
各界の知識層を集め、「これだけ削減したんだ!政治を抜本から変えるんだ」という意思表示を俺は感じたん

が、報道は、議員の見解に焦点を当ててしまっている
たかが国会議員が、全ての事業を正確に判断し仕分ける事は、土台無理な話
もちろん、責任が皆無であるとは思わないが、背負わされたものが大きすぎた
だから、すぐにボロを出してしまった
あの動画はそんなものではないか?

一人で仕分けている訳ではない
評議者の意見に折り合いをつけた結果が、今回の結果だ

アピールとしては、もはやマイナスだったが、事実上の削減は叶ったと考えるべきだ


めんどくさいので雑多に書きます

小学生で英語をならって、ホントに向上すると思ってる?
お遊戯にしかなってないあの教育に、俺はなんら価値を見出せない
民間に委託して欲しいとさえ思える
小学生で英語を話せるのって、だいたい英語塾とか言ってるような人間だけだろうし

正直、教育に関する菊池の意見に、統一性が見られない

子供手当てが、英語塾とか、教育に回れば大成功だろ
全てが教育に回るとも限らないし、子供のために使うかどうかも怪しい家庭もある
だが、それを理由に支給する家庭を選ぶわけにもいかんだろう

国のお金の使い方は五万とあっただろうが、俺は、国民(有権者)の総意を実現したと思える
総意と言っても国民の大多数が同じ考えというわけではなく、最も多くの意思を叶える最良の手段だったと考えている


確かに、民主党の責任転嫁的な発言は、遺憾のを感じざるを得ない
不況のこの時期に政権交代を掲げた以上、前政権の尻拭いは当然の結果
それの責任問題を机に出しても、ゆがんだ下敷きにしかならない
今は、その下敷きをしいた国という紙に、鳩山政権という筆でどうやって綺麗な政治を描いていくのか、そういう段階に来ている
その紙は粗く、書きにくいが、慣れればツラツラと書ける
その筆はノリが落ち切っていないので、出だしは不細工だろうが、そのノリが落ちれば、きっと綺麗な絵がかける

俺はそんな感覚で現状を見ている
粗悪品の筆かもしれないが、一品物の名品かもしれない
その可能性こそ、活かし、見守るべきだと考えている



なんか意外と綺麗にまとまった
とりあえず言いたいことは、まだ政権の良し悪しを決めるべきではないって事