果 | 冬の世界の中心の私の猟奇的な彼女の頭の中のさらっとしぼった消しゴムのソナタ?

「か」じゃなく「はて」



地球に生まれて、地平線を見たことない人間などいないのではないだろうか?

その人間がその地平線の果てに何があるのか知りたくなるのは必然だろう

事実、人は海へ出た


地平線の向こうを知ったいま、宇宙の果てについて知りたくなるのは自然な流れじゃないだろうか?


少なくとも俺は気になって仕方がない


何かの本には「物体自体が空間であり時間を持つ、つまり時空は物体があってこそのものである」と書かれていた気がする


宇宙は無の揺らぎから誕生しているらしい


何故と聞かれれば答えようがないが、俺はそこに物体がなくとも、物体が生まれる可能性があれば、それを時空と呼んでも良いのではないかと考えている

真空の空間でも、実際には電子と陽子が常に対生成?対消滅?している

 

なら時空のないところに、時空ができてもおかしくないんじゃないか?



とはいっても所詮高校生の考えていること、何も知らない俺が考えて合っているわけがない

未来の俺が回答を持っていると願おう




ところで、中性子星という天体を知っているだろうか?

恒星が、太陽よりも8~30倍の質量を持っている場合その恒星が最期に行き着く姿だ

とっても質量の重い中性子星の中で過ごせばタイムトラベルも可能じゃないのかな?

重力の強い場所は時間がゆっくり過ぎるらしいし



なら物質のない無の中にいればどうなるのかな?

物体がないなら重力もない

つまり時間が早く進む


逆にブラックホールは質量が無限

重力が強けりゃ時間はゆっくり進むんだし、質量無限なら時間は止まるんじゃないかな?

だったら、ブラックホールの中、特異点の奥こそが時空存在しないところ?



考え出すと気になって夜も眠れなくなる


こんなこと考えなきゃ良かった


おわり