筆者の88歳の実母は65歳のとき夫を亡くし23年間一人暮らしを続け、コロナ禍で認知症を発症し、今年「要介護1」に認定されました。
先日、実弟も一緒にケアマネと面談し、今ケアプランを作ってもらっているところです。
母は一人暮らしが長かったせいか齢をとるにつれて頑固になり、コロナ禍での我々家族の里帰り、物忘れ外来の受診、在宅介護の申請など全て頑なに拒否し続けていましたが、数分前の記憶がなくなる恐ろしさを認識し始めてから、筆者らの言うことに少しずつ耳を傾けるようになってきました。
今年になってから割と頻繁に実家に帰り、母と過ごして気付いたのは、身体に触れるととてもいい顔になることです。
それが分かってからは、話をするときは出来るだけ近くで話し、時々手や肩に触れるようにし、帰るときは握手してハグするようにしています。
認知症になると表情がなくなると言いますが、握手やハグをしたときの母の笑顔は娘が言うのも何ですがサイコーに素敵です。
ハグをすると「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンを始め、ドーパミンやセロトニンなどのポジティブな気持ちになるホルモンがたくさん出てリラックスできます。
ハグを30秒するとストレスが30%減るとされています。
筆者は毎日オキナインコのアイとハグしています。
アイはスキンシップが大好きで、くっつかれると嬉しくて喜びの声をあげ大はしゃぎするし、顔をナデナデすると目を閉じあくびをしながらいつまでもじっとしています。
お互い幸せ気分です。
互いの病気予防のためにもペットや家族とのスキンシップを心がけ、一人暮らしの家族には特に沢山してあげてくださいね。
【ところ構わず甘噛みしてくるオキナインコのアイ】