先日話をした動物病院の院長いわく、コロナ禍で飼い主の在宅時間が長くなってきてから、ペットの異物誤飲がかなり増えてきているそうです。

 

日中、お母さんとペットだけならしっかり管理できますが、お父さんや子供たち、家族がたくさんいると目が届かないからでしょうか。

 

異物誤飲による症状としては、元気消失、食欲低下、嘔吐、下痢、便秘などがあり、飲み込んだ物によっては中毒症状腸閉塞などを起こすリスクがあります。

 

誤飲するものとしては、おもちゃ、紐、ビニール類、布類、つまようじ、輪ゴム、電池、マグネット、ボール、チョコレート、ネギ類、薬(PTPシートごと)、煙草、観葉植物など、家の中にフツーにあるものです。

 

ペットの誤飲は、食べようとして起こるというより、遊んでいて間違って飲み込んでしまうことが多いとされています。

 

うちの飼い鳥オキナインコのワク(♂、1歳半)の場合、好奇心旺盛で、家族が手にするものは全て自分も口に入れて確かめようとするので、触ったものはすぐに隠したり、別の部屋のゴミ箱に捨てたりしています。

 

観葉植物などの危ない物は、別の部屋に移動してカバーをかけています。

 

最近は、齧ったことのない物が部屋の中になくなってきたので、少し落ち着き、筆者の顔が見える場所や肩などで過ごすことが多くなりましたが、彼がお尻を向けて静かにしているときは、何かに集中して破壊活動をしているときなので要注意です。

 

異物誤飲により、開腹手術が必要になるとトータルで数十万円かかりますし、中毒性のあるものを食べてしまったときには腎臓や肝臓を傷めるだけでなく、場合によっては命の危険もあるので、気を付けてくださいね。

【剥くまで待てないオキナインコのワク】