アメブロガーのおかめにゃんさんが飼われているオカメインコのマカちゃんは、呼吸が荒くなり、動物病院で診てもらったところ、重度の肺炎と診断されたそうです。

マカちゃんは、隔日で強いステロイドのネブライザーを行うも副作用が出て中止し、その後悪化し入院となり、食欲廃絶、嘔吐もみられ、家に連れ帰ったそうです。

 

マカちゃんは、検査はしておらず、色んな薬を試してみて、最後にカビが原因だろうということになり、抗真菌薬の投与と自宅でのネブライザーで快方の兆しが少し見えてきているそうです。

 

愛鳥の具合が悪くなったときにする検査には、糞尿検査、そ嚢液検査、血液検査、レントゲン検査などがあります。

飼い鳥の獣医学情報 ≪飼い鳥の医学臨床編≫ | 横浜小鳥の病院 (yokohamabirdclinic.jp)

 

糞尿を顕微鏡で見る糞尿検査は、どんな獣医師でもできると思いますが、鳥の正常な糞尿を知らなければ、異常かどうか判断することはできません。

 

そ嚢液検査、血液検査、レントゲン検査も技術を要するため、鳥のことを勉強していない獣医師はできません。

 

鳥専門の動物病院は増えてきてはいますが、全くない地方もあり、そういうところに住んでいる鳥の飼い主は、何かあったときのことを考えると心配ですよね。

 

犬猫中心の動物病院しか近くにない場合、愛鳥に何かあったとき、どこに連れて行けばよいか、事前に調査して決めておきたいものです。

 

どこも、検査せずに症状だけで薬を処方するということであれば、せめて、抗菌薬(細菌)、抗真菌薬(カビ)、抗寄生虫薬、ビタミン剤など、症状に応じて適量配合してくれる動物病院を選びたいですね。

 

ステロイドは、一時的に症状を改善させたり食欲をアップさせたりしますが、細菌や真菌などの感染が原因の場合は、菌などが増殖して悪化するリスクがあります。

 

インコなどの鳥は小さいので、悪化するスピードが速く、薬を1つ1つ試している間に、手遅れになってしまうリスクは高いです。

 

マカちゃんが元気になるよう祈るばかりです。

 

【鳥の勉強をしない獣医師に一言申したいオキナインコのワク】