動物の保護活動をされている方はよくご存じと思いますが、筆者は、ふくろうカフェでの虐待について、ひかりのお母さんがリブログされている下記記事を読み、ふくろうカフェがいかに残酷かを、恥ずかしながら初めて知りました。

筆者は、ふくろうカフェには行ったことがありませんが、掛川花鳥園には行ったことがあります。

 

掛川花鳥園には、放し飼いにしている鳥たちと触れ合いたくて行きましたが、そこには、低木に縄で繋がれ、飛ぶことはおろか動くことができず、子供たちに触られ、写真を撮られまくっているふくろうが沢山いました。

 

ふくろうは、犬猫などの愛玩動物とは違って、肉食の猛禽類ですので、低い位置で動けず、知らない人間に触られることは相当のストレスになることは容易に想像できることですが、経営者はふくろうがどうなろうと関係なく、金儲けのことしか考えていないのでしょう。

 

金儲けの道具として、野生動物を扱う輩は、ふくろうだけでなく、ハリネズミ、ヘビなどの爬虫類、カワウソなどにまで手を広げてきています。

繁華街の通りで客引きするミニブタを抱えた動物カフェ店員…考えてほしい動物の気持ち【杉本彩のEva通信】 | 社会 | 福井のニュース | 福井新聞ONLINE (fukuishimbun.co.jp)

 

動物カフェは、台湾が発祥で、日本では2004年に初めて大阪にでき、今では日本が動物カフェ最多国になっており、人気は高まる一方ですので、行政や自治体が規制しない限り増え続けると思います。

アニマルカフェ - Wikipedia

 

動物園にも、昔から、動物とのふれあい広場はありますが、時間制で、1日2回、各20分など、動物のストレスにならないよう、福祉面はケアされています。

 

お隣の韓国では、野生動物のカフェは、3~4年の猶予期間はありますが、全面禁止されたそうです。

韓国で「野生動物カフェ」が全面禁止に! |WWFジャパン

 

後進国ならともかく、日本の動物福祉は、何故こんなにも遅れているのでしょうか。

 

つぶれたらつぶれたで、動物たちの生末が心配ではありますが、これ以上可哀そうな動物を増やさないためにも、韓国を見習って、少なくとも、野生動物のカフェは、なくなってほしいと思います。

 

【お気に入りのプチプチを敷いて、お気に入りのオモチャを

餌箱に入れて、カゴの模様替えにいそしむオキナインコのワク】