笑うと免疫力がアップすることは、よく知られていますが、その反対の泣くことも身体によいことはご存じでしょうか。
涙の効用 「泣くとすっきりする」は本当だった: 日本経済新聞 (nikkei.com)
若かりし頃、泣いて気持ちがすっきりしたり、泣いたあと深い眠りにつけたりした経験、皆さんもあったのではないでしょうか。
涙には、目を保護したり、視力を維持したりの物理的な役割だけでなく、心身にとっての有害物を排出する役割もあります。
うちの娘は、玉ねぎを切るたびに泣いてますが、涙が排出するのは刺激成分などの物理的なものだけでなく、情動的なものもあります。
涙には、「コルチゾール」という副腎皮質ホルモンが含まれています。
これは、ストレスホルモンともいわれ、持続的なストレスによって分泌量が増えると、高血圧、高血糖、免疫低下などを引き起こすとされています。
泣くことで、ストレスホルモンが排出され、病気を防ぐことにも繋がるのです。
また、涙を流すと、「エンドルフィン」という脳内で機能する神経伝達物質が増加するとされています。
エンドルフィンは、モルヒネと同様の作用を示す脳内麻薬ともいわれ、鎮痛作用、気分高揚作用などがあることが知られています。
泣いた後に気持ちがスッキリするのは、コルチゾール低下とエンドルフィン増加の複合効果によるものなのでしょう。
悲しいときは、我慢せず思いっきり泣きましょう!
「あのとき、あーしておけばよかった。」と思うのはとても大切なことで、必ず次に活かせます。
そう思うことは、前向きな証拠です。
笑うことでも、コルチゾールが低下し、エンドルフィンが増加することが分かっています。
ということは、日常生活に悲しいことも面白いこともない人は、思いっきり泣いて笑える映画やドラマなどを観ればよい!ということですね。
涙や笑いのツボは、人によって違いますので、何とも言えませんが、私のお薦めは、少し古いけど、「極主夫道」と「愛の不時着」ですね。
「極主夫道」は、毎回、笑いすぎで涙が出てしまう玉木宏主演のドラマで、「愛の不時着」は、脇役が面白くて笑え、時々泣けるシーンがある韓国ドラマです。
未視聴の泣いて笑いたい方は、是非一度お試しあれ!
【ナデナデされて爪切りのストレスホルモンを排出するワク】