ツアーといっても、毎度の父企画のツアーです照れ


さて、北陸応援割が始まったということで、運良くゲット、予約できたお宿。

今回は大好きな新潟に貢献してきました!


さて、6時出発。

2時間弱で六日町ICに着くとは、早いです。


●町家交流館高田小町
高田築城とともにつくられた城下町です。
堀の内側には武家地、こちらは外側の町人地です。

雪深いため、前面道路に接して屋根や庇が設けられています。これを雁木(がんぎ)といいます。


さて、この付近の無料駐車場に車を止めて、いよいよ高田城へと歩きます。

それにしても、ラッキーなことに今年は全国的に開花か遅れたため、ちょうど満開の時期に当たりました爆笑
この後も桜の写真はたくさん出てきますが、とにかく上越は桜が多くて驚きました。

私の人生でもここまで多くの桜を見られたのは初めてのことですガーベラ


●高田城
遠くに雪山がが見えます。
雪山と桜、お見事、本当に美しかった!!

高田城は、松平忠輝(家康の六男)が最初の城主です。
この頃、徳川と豊臣の抗争が激化していたため、豊臣側の前田利常を牽制するために交通の要所に置かれたそうです。

特徴の一つは、天守閣がないこと。
二つ目は石垣が積まれず全体に土塁をめぐらしていること。
豊臣との決戦を控えてとにかく完成を急いだためのようです。

↓三重櫓

お天気にも恵まれ感謝感謝、最高おねがい

↓こちらは、三重櫓から撮影。


高田城址公園では、ちょうど桜まつり。
休日だと混むことを予想し、平日入り。
屋台も出ていて、とても賑わっていました。


↓城址公園
もはや桜で、公園の奥行きがが分からないほど。

なんと、4000本の桜(ほとんどソメイヨシノ)が植わっているそうです。
そりゃー素晴らしいはずだ!!
日本三大夜桜の一つだそうです。

●小川未明文学館
城址公園内にあります。

若い方にはご存知ないかもしれませんが、小川未明は高田出身の小説家、童話作家です。

かくいう私も今日まで知らなかった!
有名なのは『赤い蝋燭と人魚』『月夜と眼鏡』
(後日、父からの童話集を借りて読みましたが)

館では、直筆の書や、使っていた火鉢や机が展示されています。

●五智国分寺
何と言っても、篠田正浩監督の『はなれ瞽女おりん』でのロケ地となっています。

瞽女とは、盲目で三味線を唄い弾き、新潟を中心として村々を渡り歩いた女性たちのこと。

映画でも子どものおりんが高田の瞽女の親方の元に入るところから始まります。


↓この下で、原田芳雄と岩下志麻が下駄を売る。


↓対するこちらでは、安部徹の薬売り。


父と母は、『映画で観るともっと大きい印象だったよね』と。後日映画を観た私もたしかにそう感じられました。


境内には三重塔もあり、十二支がきれいに掘られています。

●居多(こた)神社
越後に流罪となった親鸞がこの地で、祈願したところ葦がみな片葉になってしまったという片葉の葦、七不思議があります。
右に写るのが親鸞の像。

●安寿と厨子王丸の供養塔
『安寿恋しや〜♪』とよくおばあちゃんが子どものころ劇でやった役の話を思い出しました。よく話していたなぁ。


●赤い蝋燭と人魚の像

そうそう、直江津港を望む親鸞聖人上陸の地、五智歴史の里会館にも立ち寄りました。

●ゑしんの里記念館
新しそうな立派な館です。
親鸞の後妻となる恵信尼に関する展示館です。

奥にあるのは
●こぶしの里

手前はこぶし、右は親鸞像。

ということで早めにお宿へ到着!
やすらぎ荘。

なんと、三家族のみ。
そのため、温泉が貸し切り状態で、気持ちが良かったです。

硫黄泉の飯田温泉と、ナトリウム塩化物泉の大峯温泉という二つの源泉を引いています。

合計4回入りましたウインク


お夕飯は、父のミスにより、銘々に舟盛りが来てしまい、お腹いっぱいに…
まぁ良しとしましょう。

歴史の旅のはずが、お花見も兼ねられて、大大満足の一日でしたおねがいイエローハーツ

二日目へ続く。