処置の部屋でしばらーくそのまま待ちました。


しばらくするとドクターがやってきて、「やはり摘出したものの中に妊娠細胞は見つかりませんでした。子宮外妊娠です。血液中の妊娠ホルモンが高ければ外科的処置が必要ですが、低ければ投薬処置で済みます。今詳しいことを調べています。」と言われました。


ガーン( ̄□ ̄;)


子宮外妊娠・・・また去年の9月の子宮内膜症の手術のように、お腹に穴をあけることになるの!?


また病院通い!?病院


またあの全身麻酔なのに即日退院!?


まあそうなればそうなったでしょうがないのですが・・・。


しばらくすると中国人の看護婦さんがやってきました。


思った以上に薬でふらふらするため、起き上がったり歩いたりするのもちゃんと支えてくれます。


出血しているので生理用ナプキンも置いていってくれました。


結局投薬処置が取られることになったらしく、正しい投与量を知るためということで、身長と体重を計りました。


キャサリンに、「今から薬の用意をするから少し休憩して、ランチでも取って1時間半後にまた戻ってきて」と、小さな休憩室のようなところに通されました。


まだクラクラするし、生理痛の痛みはまだあるので、20分くらい(その時点で午後1時)そこで休憩しました。


看護婦さんはホットウォーターお茶でも飲む?と持ってきてくれたり、忙しそうなのに親切です。


お腹は空いているけど、こんな状態で外になんて食べに行けない・・・と思っていると、病院内に食堂があることがわかったので、だんなさんと二人で行ってみました。ナイフとフォーク


病院の食堂といってもここはカナダ、和食やおかゆがあるわけではありません。


バーガーとかホットドッグ、マフィンやサラダ・・・うーん、いまいち。


でもスープなら飲みたいかも、と思いブロッコリークリームスープを、だんなさんはバーガーとフライのセットを注文。ハンバーガー


食べたら気持ちも痛みも少し、落ち着いてきました。


そろそろ戻ろうか、とさっきの休憩室に戻りしばらく待っているとやっとキャサリンが現れました。


一通り子宮外妊娠や投薬の副作用について説明してくれました。


なんでも飲む薬ではなく、2本の注射でした。


袋には「Chemotherapy(抗がん剤)」のシールが貼ってあります。


生きている細胞の成長を止めるため、だそうです。


でも注射2本分ですから、ほんの少しの量です。


副作用で気持ち悪くなったり、吐いたりするかもしれない、とは言われました。


その注射を左右のおしり1箇所ずつ打ちました。


今後の処置としては、次の月曜日と木曜日に家の近くのラボに血液検査に行くこと、そしてホルモンの数値を調べて電話をするから、数値がいくつだったか表に書き込みなさい、と言われました。


このホルモンの値がゼロになるまで治療を続けなくてはいけないようです


ひととおりの説明を受け、キャサリンには「今回は思っていたより時間もかかったし大変だったわね。本当に残念だったけど、あなたよくがんばったわね、とっても強かったわよ。」とあたたかい言葉をいただきました。


キャサリンや看護婦さんにお礼を言って病院を出、家についたのは午後3時半過ぎ。


自分の母親とデューラのN子さんにはすぐに電話で伝えました。


がっかりしていたけど、それぞれサバサバと元気づけてくれました。


病院に6時間くらいいたのでだんなさんも私も疲れて、それぞれ少し仮眠を取りました。


お腹はまだ痛くて夕飯も作りたくないので、近くのSushiレストランでスシを買って食べました。


そして夜には姉と、だんなさんの両親にも伝えました。


姉もショックだったようですが、笑いで元気付けてくれました。


しかしだんなさんの両親は、とてもガッカリしていてこちらが逆に心配になるほどでした・・・後日フォローしたいと思います。


妊娠発表は最小限にしていたつもりでも、やはり成り行きで結構いろんな友達に言ってしまいました。


だから彼らにこの残念な報告しなければなりませんが、もう私たち夫婦は前向きに考えているので大丈夫です。


夜は悪夢にうなされたり、朝方泣けてきたりとかしたけれど、二人が健康でいればまたチャンスは来るのです。


ひとつひとつ、運命を受け入れて、ポジティブに前に進んでいきたいと思います。


クローバークローバークローバー


長い文章をお読みいただきありがとうございました。


これを書き上げることでだいぶ心の整理がつきました。


また妊婦になれるよう、二人でがんばっていきますので、今後とも応援よろしくおねがいします!


チューリップ黄チューリップ赤チューリップ紫チューリップピンクチューリップオレンジクマ






バンクーバーNo.1の庭師!

Sakai Landscape and Design

http://sakai-landscape.com

2月11日(木)


8時45分、Women's Health Centreに到着。


受付を済ませ、トイレで膀胱を空にするよう指示され、そして待つこと10~15分、電話で話した担当者のキャサリンに呼ばれました。


50代くらいの白髪まじりショートヘアの、笑顔が素敵なご婦人でした。(ちょっとメリル・ストリープ似)


カナダの病院はお医者さんも看護師さんも処置をするとき以外はいつも私服なので、なんだか銀行に融資の相談にでも来たような雰囲気。


小さな部屋に通され、キャサリンに出血の状況等いろいろと質問されました。


しばらくすると別の部屋に通されましたが、薄暗くて部屋の中央に超音波の機械がドーンと置いてあります。


私は下だけ脱いでカバーをかけて超音波の椅子に横になり、だんなさんは近くに座って待っていました。


間もなく女性のドクターが入ってきて膣内に挿入するタイプの超音波が始まりました。


ドクターも笑顔が素敵なショートヘアの30代か40代くらいの女性です。


きっとしばらくすれば


「ほら、見えますか?これがあなたの赤ちゃんよ!無事に育っていますよー」


そう言ってくれるはずだと思っていました。


しかし、グリグリ時間をかけるばかりで一向に何も言ってくれません。


しかも強い力で押す必要があるらしく、結構痛いんですけど・・・


しばらくするとドクターの説明が始まりました。


「あなたの妊娠は正常に進行していません。」


期待を裏切る、いえ・・・もしかしたらどこかで予感していた言葉でした。


「子宮の中に袋のようなものが見えるけれども、卵管の中にも何か見えます。子宮の中の袋は5週くらいの大きさなので成長は止まっています。しかしこれが本当に胎児かどうか、検査する必要があります。」


先生によると、「まずは子宮の中身をすべて出してみて、その中に妊娠細胞があるかどうかを調べます。もしその中に妊娠細胞があればいいのですが、もしなければ子宮の外で赤ちゃんが成長している、つまり子宮外妊娠ということになってさらに複雑になります。」


つまり要約すると、


良くて流産、悪くて子宮外妊娠


ということです。


子宮外妊娠の診断はとても難しい、という記事をネットで読んだことがあります。


また放っておいて卵管等が破裂した場合、出血多量で妊婦の命にかかわることがあり危険だとも。


もちろん選択の余地はなく、先生たちのおっしゃる通りの処置を受けることになりました。


最初の小さな部屋に戻り、キャサリンになぐさめの言葉をかけられます。


「予想よりも大変なことになっちゃって・・・残念だったわね・・・」


しかしそのときは、


「だってなっちゃったものはしょうがない」と割り切れたので、全く涙は出ませんでした


キャサリンによると、これから人工的に生理痛を起こして子宮内の内側をはがれやすくする、ということでした。

アドビルとタイレノールという痛み止めの薬2種類を3錠ずつ飲んだ後、生理痛を起こす薬2錠を口の歯茎のわきにはさんで少しずつ溶かしていってとのことでした。


その後正確な血液型(B+かB-か)を調べるためにラボに行って、採血してもらって、1時間後にまた戻ってきて、と言われました。


採血が終わってまた待合室で待っていると、キャサリンに呼ばれました。


もう一度トイレを済ませるよう指示され、気さくな中国人のおばちゃん看護婦さんに別の部屋に通されます。


また真ん中にどーんと妊婦処置用の椅子がある薄暗い部屋です。


再び下だけ脱いでカバーをかけて中央の椅子に横になりました。


キャサリンと中国人の看護婦さんが寒いのを気遣ってゆたぽん(電子レンジであっためるアイスノンのあったかいバージョンみたいなやつ)のようなものをお腹において、シーツを2枚くらいかけてくれました。


だんなさんもそばにいてくれてます。


しばらくするとさきほどのドクターと、もう一人20代くらいの笑顔の素敵な女性が入ってきて、二人で処置を開始しました。


キャサリンとだんなさんが手をにぎってあたたかく見守ってくれている中、脚をおっぴろげた状態で器具が挿入され、私はなんだか情けないというか虚しいというか、目頭が熱くなって思わず泣いてしまいました。


。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


頭では理解できていても、今まで期待と喜びでふくらんでいた心はすぐにはついてこれません。


涙を流すことでバランスを取るんです。


だから少しだけ泣かせてもらいました。


しかし泣いている場合でもありません。


今まで少し大きくなっていた子宮が元に戻ろうと収縮するため、かなりヘビーな生理痛に襲われます。


処置は10分もかからず終わったでしょうか。


終わってもまだ痛い・・・


でもこれしきの痛みに耐えられなくては出産などできないな、と思いがまんしました。


さて、子宮から摘出した中に妊娠細胞は見つかるのでしょうか・・・


続く・・・。


チューリップ黄チューリップ赤チューリップ紫チューリップピンクチューリップオレンジ叫び






バンクーバーNo.1の庭師!

Sakai Landscape and Design

http://sakai-landscape.com

2月9日(火)


朝も赤茶色の出血が見られました。


昨日行ったクリニックに電話すればいいのか?


それともSouth Communityに連絡すればいいのか? (゜д゜;)オロオロ


わからなかったので8時半ごろデューラのN子さんに電話をして判断を仰ぎました。


N子さんはSouth Communityに事情を説明して指示を仰いでください、とおっしゃったので電話してみたところ、これがなかなかつながらず・・・いつも同じメッセージでの応答です。


「営業時間は9時から4時半までです。ブラブラブラ・・・」


じゃあ9時まで待ってみようか。


9時になったのにつながらず。


9時20分に留守電を残しひたすら安静にして待つ。


どんだけ忙しいねん!


今日仕事の予定だっただんなさんには、念のため待機していて欲しかったので仕事はキャンセルしてもらったのに、全然つながらず、だんだん焦ってきます。


11時45分、もう一度留守電を残してみました。


N子さんにもつながらないことを伝えていたので、何とかコンタクトを取ろうとしてくださっています。


正午過ぎ。ようやく電話がかかってきました。


「今日は夜9時までだから昼12時からの営業なんです。」


ヽ(`Д´)ノんなアホな!とつっこみたいところですがそれはさておき、用件を伝えました。


とりあえずSouth Communityにあなたを登録する必要がある、と言われ電話でいろいろな情報を伝え登録は無事終了。


その受付の女性に、「自分の方ではレギュラーアポイント以外の予約は取れないので、自分で24時間体制の緊急電話に連絡してみて」、と言われその通りにしました。


一方、N子さんも一足早く緊急電話で当直のドクターに事情を説明してくださっていたこともあり、私がドクターと話すときには大体事情はわかっていてくれたので、助かりました。


「念のため今週末か来週には超音波検査を受けられるよう手配して、24時間以内にコールバックするようにする」


「痛みを伴ったり、大量の出血がある場合にはまたすぐに連絡して」


と言われ電話を切りました。


ひとまず安心。


ネットで調べたり、経験者から聞くことには、


「茶色の出血だったら自分もあったけど無事に出産できた。安静にしていれば大丈夫」


とのことだったので、それを信じてひたすら安静にしていました。


しかし夜も、翌日10日も、トイレに行くたびに出血はみられました


でもきっと大丈夫!


だんなさんも仕事のかたわら家事もやってくれて、ありがたい。


二人で冗談を言って笑いあって、心配はふっとんでいました。


クローバークローバークローバー


翌11日の朝、突然電話が鳴り、


「超音波の検診に今日の昼ごろか、来週の月曜日に来れますか?」とのこと。


「じゃあ今日のお昼に行きます」と言いました。


「忙しいので待っていただくことになるかもしれません」


とも言われたのですが、みてもらえるだけありがたい。


しかし、電話を切ってから3分もしないうちにまたすぐに電話が鳴りました。


「今日なるべく早く来られますか?今キャンセルが出たんです」


ラッキー!!


もちろんすぐ行くことにして、だんなさんとWomen's Health Centreというところへ向かいました。


きっと超音波で小さな胎児が見られるに違いない・・・そんな期待も抱きつつ・・・


・・・続く


チューリップ黄チューリップ赤チューリップ紫チューリップピンクチューリップオレンジ






バンクーバーNo.1の庭師!

Sakai Landscape and Design

http://sakai-landscape.com