しばらく、といっても2週間ほどですが、地元チームの応援に行ってないので少し野球不足に陥っていたところ、行ってきました、女子プロ野球京都アストドリームズ対兵庫スイングスマイリーズ戦。
女子プロ野球は去年立ち上がり、ちょっと戦力差があるのか、前後期ともちょっと差が付いた状態で兵庫が優勝してました。今年もトレードで戦力差が縮まったとのことでしたが、前期は兵庫の優勝。しかし、後期は京都がリードしているという楽しいリーグ展開での初観戦です。遅ればせながら。
リーグとはいったものの、2チームしかないため毎試合直接対決。硬式野球で、グランドも通常のものを使用します。基本的には通常のルールとほぼ変わりありませんが、独特なルールも存在します。
7イニング制で、使用バットは金属バット。
これ以外はDH制を採用している野球ルールと殆ど変わりないと思います。
ルールは変わらずとも、体力的に「??」が付く部分もあると思っていましたが、心配にあらず。ピッチャーの球も110キロ台くらいが多かったのではないでしょうか。キャッチャーも2塁で刺します。ただ、打球は差が歴然としている感じです。サードからファーストへはバウンド送球も多々みられますが、アウトになるのであまり気にならなかったです。
兵庫の攻撃のときは選手(打者)登場の度にスイングスマイリーズの公式テーマソング、京都の攻撃のときは同じくアストドリームズの公式テーマソングが流れます。だから、毎回同じテーマソングが流れるのですが、どちらも元気な曲で、耳に残りやすく一度でサビを覚えてしまいます。
応援団は(私は京都側だったので京都しか分かりませんが)リーダーも女子。選手それぞれに応援歌があるらしく、テープで繰り返し流れるのですが、「かっとばせー○○」というところは皆で普通にやります。
これはわかさスタジアム京都だけの企画なのかもしれませんが、あるイニングだけファンの女の子がアナウンスをするというのがありました。「一番、サード○○」とか、棒読みだけどたどたどしく一生懸命読んでいる声が新鮮でした。
全体的にホームの応援となるようですが、相手チームの応援メッセージなども読まれます。試合会場も両チームののぼりとも立っており、一方的なヤジ応援にならないところに好感が持てます。
これも両チームともですが、タイムリーヒットや押し出しなどで味方に点が入ったとき、ベンチの選手全員でホームインした選手の迎えに出て、さらに全員でスタンドに向かって拳をボクシングのアッパーカットのように突き上げて「よっしゃー」とやります。これは新鮮。女子ならではのパフォーマンスですね。
試合終盤になると選手交代が頻繁になりますが、高校野球のような感じで、ピッチャーが野手になり、野手がピッチャーになり・・・・というのもあります。京都で先発した大倉投手はピッチャーでありながら打率が上位5位くらいにランクされているバッターなので京都はDHは使わず9人野球、兵庫はDHありの10人野球でスタメンだったのも珍しいと思いました。最後は兵庫もピッチャーが打席に立ったため、9人野球となったのですが・・・。
結果は1点差でホームの京都の負けでしたが、女子野球も大変楽しいものでした。またいつか観に行きたいと思います。