ギリギリジンジンジン | 榊邦彦 OFFICIAL BLOG new

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けれど一方で、言葉や愛がまったく立ち向かうことのできない不安や困難も、
また、存在しないのではないか……僕は、今そう思っている。
『100万分の1の恋人』榊邦彦(新潮社)

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先日、久しぶりに、ラーメンズのDVDを見ました。

素晴らしいですね。本物です。計算されつくしたギャグと、卓抜の演技力。
お笑いの域を超えています。

その中のコントで、片桐仁(メンバーの一人)が、
「♪ギリギリジンジンジン」
と、単純な節をつけて、歌を歌う場面がありました。

まあ、なんということはない単純な繰り返しなのですが、それでもこれが繰り返されると、なかなか面白い。
メロディーもまったく抑揚はないのですが、なんとも癖になります。

見終わってしばらく、頭の中で、

「♪ギリギリジンジンジン」
がリフレインしてしまいました。

この頭の中で、歌がリフレインする感覚って、不思議ですよね。
一度、始まると逃れられないっていうか。

ずいぶん昔の話ですが、大学入試の本番のとき。
突然、和田アキコの「コーラスガール」のさびが、リフレインし始めたときは、まいったなあ。

「♪コーラスガールの旅だもの~」
って、問題解くの邪魔するなー!
今更、怒ってどうする……)