『犬神家の一族』とランドセル | 榊邦彦 OFFICIAL BLOG new

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けれど一方で、言葉や愛がまったく立ち向かうことのできない不安や困難も、
また、存在しないのではないか……僕は、今そう思っている。
『100万分の1の恋人』榊邦彦(新潮社)

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テレビで、『犬神家の一族』を観た。

久し振りで懐かしい。
何度見ても、迫力がある。ひたひたと迫るような静かなサスペンスは一級品だ。
結末が分かっていても、思わず食い入るように見てしまう。

しかし、残念なのは、やはりコマーシャル。
民放テレビの宿命とはいえ、興ざめなのは事実。

今回も、仮面の男の重大な告白のすぐ直後に、突然のコマーシャルが入った。

♪ランランランドセール

の歌声にあわせて、体操のお兄さんが、しっかり踊ってくれました。

「おい、おい」

と嘆いていたら、二男が一言。

「トイレに行けっていうことじゃねえ」

「なんだよ、それ」
と言いつつも、結局、トイレに行きました。