小さい文字ウオッチチング2 | 榊邦彦 OFFICIAL BLOG new

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けれど一方で、言葉や愛がまったく立ち向かうことのできない不安や困難も、
また、存在しないのではないか……僕は、今そう思っている。
『100万分の1の恋人』榊邦彦(新潮社)

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 小さい文字ウオッチングとしては、「広告全体の大きさに比べて文字が小さい」という点が重要なポイント。
 一ミリ大の文字でも、当然、B5の広告の中にあるのと、A3の広告の中にあるのでは、断然、A3の中にある方が「小さい文字ポイント」が高い。

 ということで、今日は、かなり偏差値の高い「小さい文字」を発見しました。

 SONYのブルーレイの広告。(永ちゃんが宣伝しているやつです。)

 駅のベンチの背の部分を利用した、横3メートル×縦1メートル程にもなる巨大広告です。
 このポスターの右隅に、一ミリ大の極小文字を発見しました。これより一回り小さいくらいの大きさです。
 巨大広告の中では、ほとんど白い線のように見えます。
 ほんと、いったい誰が読むんだろ。

 書いてある内容は、
「商品を安全に使うため、使用前に必ず取扱説明書をよくお読みください」
 などなどです。その他、保証書のこととか、登録商標のこととか。

 それにしても、「よくお読みください」って言う文章自体か、本当によく読まないと見えないといのが、なんとも可笑しいなあ。

 たぶん、あのウルトラ小文字の文章、「よく読んだ」のは僕が初めてだと思います。

 しかし、駅のホームで、広告の片隅に目を寄せている図も奇妙かな……。
 本当は虫眼鏡が欲しいところですが、さすがに異様ですから。

 また、ポイントの高いのを見つけたら、報告します。