小さい文字ウォッチャー | 榊邦彦 OFFICIAL BLOG new

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けれど一方で、言葉や愛がまったく立ち向かうことのできない不安や困難も、
また、存在しないのではないか……僕は、今そう思っている。
『100万分の1の恋人』榊邦彦(新潮社)

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 電車の車内広告を見ていると、隅の方に、驚くほど小さい文字が並んでいます。

 ほとんど誰も見ない文字です。見ようと思っても、思いきり目を近づけてみないと見えません。車内の壁やガラスに貼られた広告ならまだしも、吊り広告では、よほどの視力の人でなければ、読むことはできません。
 今日、朝の満員電車の中で、ドア沿いに立ってしまったこともあって、ドア上部や窓ガラスに貼られた広告の「小さい文字」を読んでみました。大きさにして、ほぼ縦横一ミリ。これよりも少し小さいくらいの大きさです。
 
 さて、書いてあった内容は、
「2008年10月現在の情報です」
「紅葉の見頃は、天候その他の理由により変わる場合がございます」
「写真は広告用に制作されたイメージであり、実際の商品の中身とは異なります」
 などなど。
 どれもクレーム対策と思われるものばかり。

「おい、広告と紅葉の感じが違うじゃないかよ。旅行代金どうしてくれるんだ」
 とか、
「広告では、このお菓子、跳ねてたけど、ちっとも動かないじゃない」
 とか、そんなクレームがあるのかなあ。

 せっかくなので、もう少し、街なかに隠れた小さい文字をウオッチングしてみます。