解説より、まずはご覧ください!!


鮮やかな色使いキラキラ





立体感もあり、この躍動感ビックリマーク 今にも走り出しそうです。

展示館で皆さまにご覧いただくのは初めて、大分県日田市の「おきあげ雛(押し絵雛)」です。
日田市は江戸時代、西国筋郡代の役所が置かれ九州随一といわれるほどの繁栄を極めた天領。掛屋(銀行)を中心とする豪商が大変活躍し、日田の旧家には莫大な財を成した豪商たちが買い求めた絢爛豪華な雛人形が数多く現存するそうです。その一方、有馬の殿様が参勤交代のお土産に持ち帰ったのが始まりと伝わるおきあげ雛が久留米から日田にも伝来し、武士から庶民にまで広く親しまれたそうです。
  浮世絵などから起こした下絵をパーツごとに切り離し、間に真綿を入れ厳選した布地でくるみます。布張りした各パーツをくみ上げて一つの人形とします。竹製の串を添付して支柱とし、台箱等に立たせたり、畳のへりに挿して飾ります。
  今回おきあげ雛のことを調べていて、面白いと思ったのが畳のへりに挿すということ。松本押し絵について調べた時は出てこなかった話です。(それほど詳しく調べたわけではないのですが汗)
それだけ親しまれていた、庶民の雛まつりに欠かせない雛だったということなのかな~と感じました。

 筑後川下流には「さげもん」で有名な柳川もありますね。筑後川お雛めぐりの旅🎎とか楽しそうですね✨

 躍動感たっぷりのおきあげ雛をお楽しみくださいねキャッ☆
皆さまのお越しをお待ちしております^^