暖冬とはいえ一年で一番寒いこの時期、冷え込みますね。
「名刀展」と同時開催中の「宮入行平とその愛弟子たち作品展」よりオースチン延平刀匠の太刀をご紹介いたします。

『一見してこの長寸の太刀を修業後まもない、しかも外国人である刀工の手によるものであることに驚かされるほどの意気込みが感じられる。~本作に見られるような古風な太刀姿を見事にまとめあげたものも技倆や感性を超えた、オースチン延平の執念が作らせたものであろう。』(解説より)

〔キース・オースチン延平〕(1934~1997)
日本国外でただ一人 正式に作刀認可を受けた刀工。
美術を学んでいて日本刀に出会う。
61年 来日
65年 宮入行平刀匠に師事
68年 作刀認可を得て名も延平とする
71年 帰国
帰国後も作刀を続けた。納得できないものは壊す完全主義者で作品数は少ない。
相当な覚悟がないと入れない職人の世界、しかも海外から。観るだけでなく作りたいと願う、突き動かされるものがあったのですね。
受け入れる側も覚悟がいったはず。解説には このようなエピソードも紹介されています。『宮入在門時、茎仕立て前、オースチンが砥石を1週間茎に当てていたことがあったという。やり遂げたオースチン、黙ってみていた宮入、共に立派と言うほかない。』
ご近所の方の『オースチンさんかぁ、懐かしいなぁ。これが一番旨いんだとパンに味噌をつけて食べていたよ。』というお話からも刀匠のお人柄が偲ばれますね。
この機会にぜひ オースチン延平刀匠の太刀をご覧ください。
皆さまのお越しをお待ちしております^^
「名刀展」と同時開催中の「宮入行平とその愛弟子たち作品展」よりオースチン延平刀匠の太刀をご紹介いたします。

『一見してこの長寸の太刀を修業後まもない、しかも外国人である刀工の手によるものであることに驚かされるほどの意気込みが感じられる。~本作に見られるような古風な太刀姿を見事にまとめあげたものも技倆や感性を超えた、オースチン延平の執念が作らせたものであろう。』(解説より)

〔キース・オースチン延平〕(1934~1997)
日本国外でただ一人 正式に作刀認可を受けた刀工。
美術を学んでいて日本刀に出会う。
61年 来日
65年 宮入行平刀匠に師事
68年 作刀認可を得て名も延平とする
71年 帰国
帰国後も作刀を続けた。納得できないものは壊す完全主義者で作品数は少ない。
相当な覚悟がないと入れない職人の世界、しかも海外から。観るだけでなく作りたいと願う、突き動かされるものがあったのですね。
受け入れる側も覚悟がいったはず。解説には このようなエピソードも紹介されています。『宮入在門時、茎仕立て前、オースチンが砥石を1週間茎に当てていたことがあったという。やり遂げたオースチン、黙ってみていた宮入、共に立派と言うほかない。』
ご近所の方の『オースチンさんかぁ、懐かしいなぁ。これが一番旨いんだとパンに味噌をつけて食べていたよ。』というお話からも刀匠のお人柄が偲ばれますね。
この機会にぜひ オースチン延平刀匠の太刀をご覧ください。
皆さまのお越しをお待ちしております^^