超次元占星術は、どう使えばいいの?? | 占星術小説家@酒井日香の占い死ね死ねブログ

はい。 ということで、今回のテーマは

 

「超次元占星術はどう使えばいいの??」

 

というテーマです☆彡

 

 

 

 

 

物事には何でも、 「根本」 「初心」 というものがあります

よね。 「初心忘るるべからず」 ともいいます。会社を作るとき、

サークルを作るとき、マンション管理組合をつくるとき、オンライン

サロンを作るとき、バンド結成のとき――。

 

 

 

 

 

人間が、同じ目的や理想のもと、何かをするときに、最初に

「なんのためのコレなのか」 「なんのためにコレがあるのか」

「コレはなんなのか」 という根本、大前提、基本を決めておかないと、

あとあとみんな迷走し始めてしまいます。

 

 

 

 

 

 

私はかつて何度か会社を作りいずれも失敗していますが(笑)、

そのときこだわったのが 「最初のスローガンづくり」 「標語づくり」

「理念づくり」 です。

 

 

 

 

 

何のための会社なのか。 なんのためのこの商品なのか。

なんのためにこれがあるのか。 これを使って最終的に

どうなりたいのか。

 

 

 

 

これを何時間も、何日でも、何か月かかろうが、下手したら

何年かかろうが仲間と繰り返し共有し、確認する。

 

 

 

 

 

そして、最初に決めた理念とズレ始めるなら、それはやめてしまおう。

ということを毎回必ず決めます。 そのためにどんどんみんなを

ご飯に招き、一緒に飲み食いして徹底的に語ります。それで、

「じゃあ当初の目論見とズレ始めているなら、さっさとやめてしまおう。

はい。おしまい☆彡」 と毎回やるので、傍から見たらどれも続いて

いない人間かも知れません(笑)。 でも、おかげでいつまでも始めた

ことに縛られずに済んでいます。

 

 

 

 

 

思えば超次元占星術は、2004年にすでに完成していましたが、

世に発表するまでに実に13年もの月日がかかりました。

その間、この占いをゆずってくれ、自分が覚えて商売にしたい、

という人達数名と出会いましたが、結局は譲りたくても譲れないまま(笑)。

 

 

 

 

どの人も、私の理念、占い哲学と合わない人だったからです。

 

 

 

 

 

 

さて、そういうことで、結婚生活なども理念を最初に決めて

おくことは重要。 なんのための結婚なのか。 なぜ僕たちは

家族になるのか。家族になってどうしたいのか。何を実現させたい

のか。 夫婦で最初にここを決め、こころを合わせ、問題が起こる

たびにそこに立ち戻るようにしないから、すぐに 「話が違う!!」

となったり食い違いが起こる。

 

 

 

 

 

超次元占星術を運用するにあたっても、まったく同じことが

言えるはずです。

 

 

 

 

 

なんのための超次元占星術なのか。

なんのために超次元占星術があるのか。

これを使って何を実現したいのか。

 

 

 

 

 

↑ この 「根本理念」 がないと、むしろ超次元占星術が

人を惑わせるようになり、人に迷惑をかけることになるでしょう。

だから、最初に読者のみなさんにも、ここをきちんと提示する

必要があると思っていて、根本理念が定まれば自然に、その

使用法も見えてくるということです。

 

 

 

 

 

 

では、「なんのために超次元占星術があるのか?」 という

部分ですが、それは 「人格の向上のため」 であります。

 

 

 

 

 

 

では 「人格の向上とは何か??」 ということですが、これは、

「物事に一切期待しなくなる」 こと、 「怒らない」 こと、

「他人に振り回されなくなる」 ことです。

 

 

 

 

 

特に 「怒らないこと」 は大切で、超次元占星術では一番

目指したい理想であります。

 

 

 

 

 

超次元占星術のご祭神といいますか、根本神、中心神は

「太陽」 と 「冥王星」 です。それ以外の惑星はわき役と

いいますか、根本ではありません。むしろ 「乗り越えなければ

いけない障害物」 であり、かつ、また、 「私たちの感受性

そのもの」 であります。

 

 

 

 

 

私たちは太陽の光から物質化して生まれてきて、太陽光に

よって命を維持している、間違いなく 「太陽の子ども」 です。

 

 

 

 

 

そして、太陽~地球間の平均距離が 「1天文単位」 で、

これは2012年の国際天文学会議で決定され、さらに2014年

の国際度量衝会議で正式に認められたものですが、

1天文単位は1495億 9787万 とんで700メートル

(149,597,870,700M)です。

 

 

 

 

 

この1天文単位の、およそ32倍(1×32) くらいの距離に

冥王星はあり、キロメートルに直すと太陽からの距離およそ

50億キロメートル。

 

 

 

 

 

そして、冥王星は、「エッジワース・カイパーベルト」 と呼ばれる

大型彗星の巣、岩石の巨大な塊がごろごろしている領域の

入り口付近に位置しており、ここからさらに1.2倍~4倍ほどの

領域が、太陽からほとばしる 「太陽風」 が届く限界 「ヘリオスフィア」

であるとされています。

 

 

 

 

 

そして、この 「ヘリオスフィア」 からさらに進んでいくと、銀河系の

星間物質と太陽からほとばしる粒子がまざりあい、侵食しあう

「ヘリオポーズ」 になっていくのですが、この太陽系の最遠をイメージ

で俯瞰してみると、まるで 「繭」 や 「細胞膜」 そっくりである

と言えるのです。↓     ↓      ↓

↑ 酒井日香 作 「太陽系心理モデル図」

 

 

 

 

 

 

宇宙の 「大規模構造」 が、実は俯瞰図にすると人間の

細胞組織や脳神経組織にそっくりだ、という話があります。

 

 

 

 

 

それと同じで、太陽系 = 個人の心 と似てはいない

でしょうか???

 

 

 

 

 

占星術とはそもそも、 「意識とは何か」 ということを

考える営みでした。 古代人はその直感で、意識の発生源が

天空である、太陽であると考えてきたのです。

 

 

 

 

 

占星術とはそもそも、そうしたことを考える自然哲学であり、

けっして占いではありませんでした。

 

 

 

 

そして、現代の相対性理論や電波望遠鏡天文学、

宇宙開発などで見えてきた 「太陽系の俯瞰図」 こそ、

人間の心に大きな転換をつきつける存在なのでは

ないでしょうか。

 

 

 

 

20世紀初頭、第一次世界大戦や、植民地主義を招いた

根本原因は、実は人類が 「詳細な地図(俯瞰図)」 を

手に入れたからです。

 

 

 

 

俯瞰図を手に入れたがゆえに、 「あそこを取っておけばここへ

いくのが便利だ」 「あそこに船を集結させればここを攻める

のが容易になる」 ということがわかり、大東亜共栄圏構想が

生まれ、第二次世界大戦、太平洋戦争、日中戦争などが繰り返され、

それは現在も世界のどこかで続いています。

 

 

 

 

「俯瞰図」 とは、そういう、意識の大変革を人間に呼び起こして

しまうような、すさまじい破壊力のあるものなのです。

 

 

 

 

そして仮に、太陽の最外縁に位置する無数の星屑の海、

ヘリオスフィアから、銀河系の粒子と太陽から出る粒子が

混ざり合う渚、ヘリオポーズが、俯瞰図となり、さらにそれが

「細胞膜に似ている」 なら、これをある種 「個と他を分ける精神の細胞膜」

に見立てることもできるはずです。 自然界のある似た形から、

人間生命を考察する営みが占星術であるのなら、私のこの

考えは占星術の流儀にまったく反するものではなく、むしろ

古代人たちの知恵と同じ源へ回帰するものであると考えられるでしょう。

 

 

 

 

 

私たちはなにせ、太陽光や太陽エネルギー、現在の太陽が

生まれる1世代、2世代前の太陽が超新星爆発して吐き出した

鉄・ニッケル・重金属などを原料にしてできた地球から生まれて

きたことは、すでに実証されているのですから。

 

 

 

 

だとするならば、「こころ」 や 「意識」 も太陽光から生まれて

きたことになります。そしてそれは現代の量子力学とも矛盾した

考えではありません。

 

 

 

 

意識も 「太陽光」 が原料であるならば、 その太陽を外側から

俯瞰したとき、まるで 「細胞膜と核にそのありようがそっくりだ」

というのは、偶然ではないでしょう。 

 

 

 

 

 

だから、 その 「ヘリオスフィア」 と 「ヘリオポーズ」 の玄関口

に相当する位置にある 「冥王星」 に、 「自我」 「欲望」 「本音」

「深層意識」 というキーワードをあてがった占星術師たちの直感は、まさに

仏教の解く 「輪廻転生のメカニズム」 と同じであり、とても恐ろしい

直観であるといえます。 ここまで見事に一致するのか! と、

学びの果てに私は、占星術の本当の思想に恐れさえ感じました。

 

 

 

 

 

なので、超次元占星術の二大原則は、「人間はすべからく太陽の

子どもである」 ことを認め、常に太陽に立ち返り、太陽が生み出した

我々の今の肉体・生存欲求・我欲の発生源である 「個と他を

分けるこころの細胞膜・冥王星(に象徴されているヘリオスフィア)」 

を乗り越えることです。

 

 

 

 

そして次は太陽系(太陽圏)ではない、別の恒星系に

生まれ変わることです。太陽の巨大な重力を振り切るのです。

 

 

 

 

 

 

しかしながら冥王星のさらに深奥には、冥王星よりさらに巨大な

新惑星エリスや、天王星に匹敵するほどの巨大質量を持つと

予想されている新惑星プラネットナイン(惑星二ビルではないかと

目されています)があり、これらの、 「エッジワース・カイパーベルト

天体」 の探査が今後進めば、冥王星ではない他の惑星が、

超次元占星術のシンボルになるかも知れません。

 

 

 

 

 

 

さて、超次元占星術の宗教的ベースはまちがいなく 「仏教思想」

であります。 仏教的な理想を星占いで体現したものである、と

考えていただけば良いでしょう。

 

 

 

 

 

仏教の最終目標は、 「他と我を超える」 ことです。

「自分など元から存在していない」 ということを

思い知る営みです。

 

 

 

 

なぜ思い知る必要があるのかといえば、 「他と我の区別」

こそがあらゆる諍い、不幸、差別の元だからです。

生きとし生けるものすべてが幸福になるためには、 「他と我

の区別」 を乗りこえ、 「我感覚」 の恐ろしさ、 「わたし」 の

恐ろしさと向き合わねばなりません。

 

 

 

 

そのシンボルが太陽と、太陽圏であるヘリオスフィア。そして

ヘリオスフィアへいざなう冥王星なのです。 

 

 

 

 

 

超次元占星術を使用する最終目的は、 「我感覚の恐ろしさ」

「我感覚の罠」 を知り、それを乗り越えること。

 

 

 

 

 

ですから、それが成されないのであれば、超次元占星術など

意味はありませんし、こんなもの、どぶに捨ててやればいいのです(笑)。

「我感覚の罠」 を教えない占いになど存在価値はありません。

 

 

 

 

 

そして、超次元占星術では、さまざまな星が定期的にあなた

にめぐり、そのたびにあなたの 「我感覚」 を強める作用を

していきます。

 

 

 

 

 

月がめぐるたびに飲み食い、騒ぎ、金星が来るたび

わがままになり感情抑制ができず、火星がめぐるたびに

強迫神経症になって苦しみ、痛いとか辛いとか始まり、

土星のたびに 「私は孤独だ」 と嘆き、天王星がくるたびに

「変わらなければ」 と焦り、海王星がくるたびに 「人生はむなしい」

と思います。惑星はそれを体感させるために超次元表をめぐる

のですが、なぜそうしたことを体感させるのかといえば、 「我」

というものがいかに 「ない」 のか、「わたし感覚」 「我感覚」 が

いかに苦しみの元なのかを、あなたにほとほと悟らせるために

めぐっているのです。

 

 

 

 

 

そして 「我感覚」 を、なくす、とまでは行かなくとも、今より

「減らす」 ことができれば、それは、幸福に、気楽に、毎日

うきうきとして心から幸福になり生きられるということ。

 

 

 

 

「我感覚」 が薄まれば、人に期待しないので怒らなくなる。

嘆きもしなくなる。そうなれば周囲の人に愛され、仕事もでき、

おカネも平和も自動的に入ってくるようになる。

 

 

 

 

 

ところが、これまでの占星術は仏教思想と真逆でした。

 

 

 

 

 

むしろ 「私(だけ)に与えられた才能は?」 「私(だけ)に用意

された愛は?」 「私(だけ)の運命の人は??」 と問いかけ、

煽り、不幸と差別と地獄の源である 「わたし感覚」 を増幅

させるような劣悪な書物、入門書だらけなのです。そしてそれを

読んだ占星術師が自分の 「我感覚」 を増幅させ、他者の 「我感覚」

をも増大させてしまう。 

 

 

 

 

 

なので、超次元占星術が人格向上に寄与しないのなら、

こんなものはみなさんのほうから捨ててやればいいし、私も

そこから踏み外れるようならこんなものはもう封印して二度と

世間に発表しなくていい。 もともと私にとってはどうでもいい

ことなのですから(笑)。

 

 

 

 

 

ということで、このあたりが超次元占星術の 「根本理念」

です。取り入れるみなさんも、いつもここに立ち返っていただけ

からなと思います。

 

 

 

 

ということで、わたくし、占星術をテーマにした

占い大河小説を 描いています。 

 

 

 

占星術とは何か、占いとは何かという 酒井さん独自の

「哲学」 を込めた作品です。

 

 

 「VICE—ヴァイス―孤独な予言者」 

 

https://ncode.syosetu.com/n0911cq/


↑ 無料で全文読めます。ログインも不要です☆彡 

 

 

 

【あらすじ】

かつて、指定暴力団「寺本組」に、雪村幸造という名の

天才占い師がいて、組長に次ぐナンバーツーの実力者でした。  

 

 


彼は某 「細木〇子さん」 を彷彿とさせるように、占いで テレビに出まくり、

本を売りまくり、巨万の富を作りましたが脱税と 「占い賭博」 という

不正賭博を興行した罪で逮捕され、 懲役6年の実刑判決ののち

世間から姿をくらまします。  
 
 
 
 
出所後、月日が流れて雪村は、出雲王朝の血を引くらしいという、

 天才占い師少年 「郷原悟」 の噂を耳にすることに。  
 
 

 


母親に無理やり、14歳という若さで占い師をさせられ、
カネ集めに利用されていた郷原は、あるとき、怒り任せに
母親の愛人(奈良の生駒山の行者・笑) を刺し殺してしまい、
少年刑務所行きに。。。
 
 
 
 
 
それを聞いた雪村は、少年刑務所まで郷原悟を訪ねて

いきます。そして郷原は、かつて一世を風靡した天才占い師、

雪村幸造から占いの真実を教わるのです。
 
 
 
 
 
「何も信じるな」 と———。

 

 

 

占いの相や、シンボルさえ信じるな。自分さえも信じるな

と雪村は、郷原に教え込みます。それが占いの奥義中の

奥義なのだと――。

 

 

 

やがて雪村の養子となり、寺本組の賭場を継いだ郷原。

雪村の教えの通り何も信じない、誰も愛さない、自分の命さえ

捨てるという 郷原のすさみ切った占星術はしかし、誰もが

恐れるほどの的中を呼び郷原は次第に危険な権力の中枢へ―ー。  
 
 
 
 
なんていう 「占いクライムノベル」 なんですけど 

読まれたいのでページめくってちょ。。。(涙) 

この辺がすでに我欲ですねぇ(笑)。

人のこと言じゃないか(笑)

 

 

 

 

しょーがないじゃん読まれたいんだもーん☆彡

読まれればそれでいいの(笑) 超次元占星術も、すべては

孤独な予言者を読んでもらいたいから描いてるの(笑)。

 

 

 

 

ということで、月曜日に超次元占星術・週報、発表しますが、

疲れていたら文字量を押さえて発表すると思いますが

よろしくメカドッグ(古い)。

 

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