インフルで出勤停止なので本屋さんへ☆彡 | 占星術小説家@酒井日香の占い死ね死ねブログ
インフルになってしまって、しばらく
出勤停止になったけど体は超元気で
アレなので本屋さんへ☆彡


インフル診断受けたけど症状軽いんだよね。。。熱も37.6までしか出なくて、
すぐ下がったし関節痛もないし、
普通の風邪かと思ってた。。。


唯一アレなのは喉が異常に痛いこと。


炎症を抑える薬とタミフルでなんとか。。。


さて、占星術の源流を求めて私は、ここ最近は、数学を学び航海術の本を調べる、という流れになっています。

西洋占星術のあの、ホロスコープの元になったアストロラーベというコンパスの形状は、海里を示すマークにそっくりだし、西洋占星術が観測の星を捨て太陽に特化していって、あんな歳差運動でズレまくり星座でもいいじゃん、とやってしまったのは、航海術を太陽と北極星で洗練させていったからだと思いますよ☆彡

おそらく西洋人の航海術やコンパス法に黄道12星座はそれほど重要ではなく、むしろ時刻表示の文字盤としての星座が必要だったんでしょうね。出港してきた港の位置と、自分の船の速度×進んだ時間、方角、風向き、という計算による航海術をヨーロッパ人は磨いてきたので、歳差によって毎年出現時刻がズレるスターコンパスの技術を磨かなかったのではないか。それが西洋占星術におけるあの、星座のズレに結びついているんじゃないか、と、私は思うわけです。


西洋占星術と航海術に関係なんかないじゃないか、と思われるかも知れませんが、もともとホロスコープのことは英語で

「chart」

というのです。これは「海図」という言葉とまったく同じ。すなわち西洋占星術のあのホロスコープは、海を旅する航海術からかなりの部分来ているのだ、と推測できます。

さて、西洋人は数学的に優れていたので、毎年72秒ほどズレてしまうスターコンパスに頼った航海術をあまり発展させませんでしたが、実はかなり高度なスターコンパスの航海術を発達させてきた「星の旅人」がいるんです。

それは、ハワイ島、ニュージーランド、イースター島の広大なトライアングルで囲った「環ポリネシア」の人々。

彼らは二千年以上も前からスターコンパスとオールドカヌーだけを頼りに、何千海里も離れたハワイ〜タヒチ間の航海を行っていたそうです。


星と語り、星を読み、島影一つない広大な太平洋の真ん中で道を見出す古代ポリネシアの航海技法。しかし、航空機やエンジン付きの鉄船、ハイテクによってそれらはすっかり失われてしまった。


その、環ポリネシアの誇り、海人の自分たちのプライドを取り戻すため、ハワイで企画された「ウェイファインディング」という技術の復興。


その、失われた航海術の本を今、読んでいるのですが、占星学の源流とはまさに!!! これこそ占星術のみなもと、占星学そのもの!!!
いやあ、面白い!!! 


でも、面白すぎて書名を教えたくない。。。(;´∀`) この本ほんとに面白すぎ。。。


オリオン座の三ツ星ベルトのうちの、一番西に輝いている星、ミンタカ、という星が、なんと天に投影した地球の赤道とわずか0.3度しか違わない、ということもこの本で知りました。。。



これからはミンタカを見るたび、「ああ、あそこが赤道なんだな」と思うことにします☆彡


また、地域ごとに「天頂星」というものがあり、日本にもたぶん、地域ごとに天頂星があるんだろうね。



占星術とは、自然観察のすべて。自然界をよく見ること。占いではない。自然観察こそが占いであるというか。。。


そういう、自然観を培うための哲学であり、自分の欲望を占うためのとのではないんだなあ。。。



ちなみに、この環ポリネシア文化圏でも大きな問題なのが、近代文明の侵食によって自分たちの星名が失われてしまったこと。


日本もそうなんです。



星名とは、その国の文化そのものだから、民族のアイデンティティでもある。


それを今、全部ギリシャ名やローマ名、アラビア名になってしまっていて、たしかに世界共通でいいのだろうけれども、でも、自分たちのアイデンティティである和名もきちんとのこさなくてはいけない。それも占星学の一つではないのたろうか。


星の物語、本当に面白いです!! 今日は本屋さんでAIの本を3冊買ってしまったので、航海術の本を読み終わったら人工知能の本を読むんだい☆彡

読書サイコーー☆彡