正統アスぺクト論 | 占星術小説家@酒井日香の占い死ね死ねブログ

さて、そんな感じでもうこの際だからブログ紙面上で占星術講座をやってしまえば、リアル講座のときにプリントアウトしたりしなくて済むし誰でもフリーで閲覧できてよくね???

 

 

↑ 意味はないコラージュ。。。

 

 

 

 

 

ということで、聞かれることの多いアスぺクトについての

おはなしです。。。

 

 

 

 

ところで最初に言ってしまうと、

占星学の世界には

「ノーアスペクト」

なるものは存在しておりません。。。。

 

 

 

 

 

 

村松潔さん系の本を多数読んでいる人は、やたら

ノーアスペクト、とか言うんですが、アスぺクトってけっこうな

種類があるのと、オーブという許容度が設定されているため、

ほぼ、すべての天体に常時、何らかのアスペクトができるもの

ですよ。

 

 

 

 

 

ただ、占星術に本来、権威 などというものはないし、村松さんも

たぶん本来は占星術を自由に、タロットみたいに好き勝手に読んで

いいものにさせたくてサビアンとか、まぁ、わけわかめっちゃあわけわかめ

ですけど、ああいう、 「どーにでも解釈できてしまうもの」 をぶち上げた

のかなぁ。。。なんて思ってしまうんですけどね。。。

 

 

 

 

 

 

なので、ノーアスペクトはノーアスペクトで、そう取りたいなら

それはそれでよし。 もともと占星術にルールなんてない

んだからそれが好みの人はそう読めばいいの☆ ≧(´▽`)≦

 

 

 

 

 

 

ただ、整数論としてのアスぺクトを考えると、ノーアスペクト、という

ものは成立しないのです。だからボイド、なんてもんも大騒ぎする

必要ねぇし。 占いのそーゆうのは 「流行らせたもの勝ち」 なのでね。。。σ(^_^;)

 

 

 

 

 

まぁ、好き勝手に読めばいいんだけど、一応、整数論

としての正統的なアスペクトについてお教えしゃす☆

 

 

 

 

 

アスぺクトは通常、12種類あります。どれも円周360度、と、

バビロニア人によって決められた数を何分割するか、

によって成り立っていて、いちおう1~12までの整数で360を

割った数でできています。。。

 

 

 

*:..。o○☆゚・:基本のアスぺクト一覧*:..。o○☆゚・:,。*:

 

1分割(0度) =コンジャンクション  

2分割(180度) =オポジション

3分割(120度) =トライン 

4分割(90度) =スクエア

5分割(72度) =クインティル 

6分割(60度) =セクステル

7分割(約51.43度 ※注、割り切れない) =セプタイル

8分割(45度) =セミスクエア

9分割(40度) =ノービル

10分割(36度) =セミクインティル

11分割(約32.73度 ※注、割り切れない)= アンデシル

12分割(30度) =セミセクステル

 

 

 

 

 

あと、 「円の何分割か」 ということとは少し違う

概念から来たアスぺクトに、150度のインコンジャンクト、

というアスぺクトがあります。 これはたぶん誰かの創作

だろうと思うけど、旧約聖書の神である 「YHWH(ヤーウェ)」

の 「Y」 の字から来てるんだってさ☆ ははは☆ まいったね。。。σ(^_^;)

(※注、 なんでメソポタミア文明ではぐくまれた占星術に、

ユダヤ教の神が混ざらなくちゃならんのだ、という素朴なツッコミ

でありんす。。。)

 

 

 

 

 

あと、基本の整数、1~12までで360を割ったアスペクトの

うち、さらにそれを二倍、三倍、四倍等したとき、180以下に

なるものもアスぺクトとして認められており、それが全部で

8種類。 たとえば360の9分割である40度のノービル、という

アスペクトは、二倍の80度になると 「バイノービル」 という

アスペクトになり、さらに3倍にするとトラインの120度と同じ

になり、4倍すると160度の 「クォードリーノービル」 という

アスペクトになります。。。。

 

 

 

 

 

 

つまり整数、1~12までの基本的なアスぺクトと、150度の

インコンジャンクトと、8種類の二倍・三倍アスぺクトがあって、

全部で21種類の基本アスペクトです。

 

 

 

 

 

本当はもっと、13で割る、14で割る、15で割る……、というように

できるんだけど、コンジャンクション(0度)のオーブがだいたい、

市販の教科書だと10度、と書いてあるケースが多く、±10度

としてしまえば前後に20度も幅ができるので、それ以上小さい

値になる約数は全部コンジャンクション扱いとなります。

 

 

 

 

 

インド占星学では同じ星座とか、星座と対応するハウスに

あったりするとコンジャンクションとみなすみたい。

 

 

 

 

 

あたしもコンジャンクションはオーブなど気にせず

広ぉ~くカウントしてます☆

同じ星座にあったら全部コンジャンクションでいいと思う。

特に太陽は他の星とスケールが違うので、太陽の両隣にある星は

酒井さんは、星座マタギして30度以上離れてても平気で

コンジャンクション扱いしちゃう☆ ≧(´▽`)≦

 

 

 

 

 

いちおう、コンジャンクション以外のアスペクトの

オーブ(許容度)は、メジャーアスぺクトに分類されて

いるものは±5度~10度、 マイナーアスぺクトに

分類されているものは±3度~2.5度程度で、

「ぴったりその角度でなくてもよい」 とされています。

 

 

 

 

 

 

 

んで、どうしてメジャーアスぺクトは優性で、効果の

強いアスペクトであるとされ、マイナーアスぺクトは

無視されるのかというと、実はその根拠はまったく

わからない。

 

 

 

 

 

たぶん、アスペクトをメジャー、マイナーに分けて、

メジャーアスぺクトが主に直角90度と水平の180度、

120度と60度などである、とするようになったのは、航海術

に使う水平方向器や、四分儀、といった時計がわりの

ものから来たことは間違いないでしょう。

 

 

 

 

 

でも、別の見方をすれば航海術とは違う 「数秘術」 から

来ている、ということも考えられまして、酒井さんはむしろ、

航海術でよく使う角度をメジャーアスぺクトにする以前は、

完璧に数秘術だったんだろう、と思っています。

 

 

 

 

 

そんなわけで、1~12までの整数で分割した円、360のうち、

どの数は 「メジャー」 で、 どの数が 「マイナー」 か?

などは実は、誰にも決められないのです。

 

 

 

 

 

数秘術的に考えるなら、プラトンもピュタゴラスもアリストテレス

もみんな、数学者は決まって 「素数」 に不思議を感じます。

エラトステネスなどは素数に魅せられ、独自の素数計算方法

まで編み出している。

 

 

 

 

 

そうなると、割り切れない360の7分割 「セプタイル」 や、

11分割の 「アンディシル」 などは、素数ですから、

本来ならもっと重要視されていいはずです。

 

 

 

 

 

さらにピュタゴラス学派では、円周率πに非常に近い

数字、3.1622…という値を平方根に持ち、また

10進数で位取り数でもあり、1~9までの整数を

タテヨコナナメにどう足しても 「15」 になる不思議な

魔法陣に関係した数 「10」 については、むしろ特別な

扱いをされねばなりません。

 

 

 

 

 

ということは、360度の 「10分割」 であるセミクィンティル、

36度、というアスぺクトなどは、こんなマイナー扱いして

ないがしろにしていいわけありません。

 

 

 

 

 

だから、数秘術と航海術がごっちゃごちゃになっているのが、

現代の占星学のアスぺクト論なのです。

 

 

 

 

 

酒井さんは数秘術で考えるべきだと思っています。

 

 

 

 

 

なぜなら占星学はやはり、占いというより 「魔法陣」

だからです。 魔法陣的な働き方をする以上、数秘術だ

とみなしたほうが自然ですね。

 

 

 

 

 

 

ということは、数秘術に、 「マイナー整数」 「メジャー整数」

がないように、占星学のアスペクトにも本来はメジャー、

マイナーの区別などありません。

 

 

 

 

 

どれもなにか、重大なことをあなたに伝えようと

しているのです。。。

 

 

 

んで、天体にはASCやMCとノースノード(サウスノード)も

含めると、基本的には88種類の星同士の組み合わせが

あるわけですけども。。。

 

 

 

 

 

 

その星の組み合わせ間にどういうアスペクトが出来ている

のか? ということで、いろいろ予測を立てていくのが、

占星術の基本の診断法。

 

 

 

 

 

 

たとえば木星と冥王星の組み合わせだと、 「富豪のコンビ」

とか 「成功のコンビ」 とか言われてて、オッケーバブリー!!

な感じになれる組み合わせ。≧(´▽`)≦

 

 

 

 

 

 

んで、土星と冥王星なんかのコンビだと、「無情のコンビ」 とか

「殺害のコンビ」 などと言われており(;^_^A  この両星

の間に何らかのアスぺクトを持つ人は、死ぬとか殺されるとか

死にそうな大手術するとかヤバいとか犯罪者になりやすいとか、

おどろおどろしいのが諸説ありますよええ。。。(汗)

 

 

 

 

だけど安心してください。≧(´▽`)≦

 

 

 

 

 

こうしたアスぺクトって実は

ほぼ全員持っていますから!!

 ィャ((´д`●))三((●´д`))ィャ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たとえば、酒井さんのホロスコープ。

↓     ↓      ↓

 

 

 

 

 

いっけん、メジャーアスぺクトだけしか拾わない

へっぽこ星読み師だと、 まさか酒井さんのこの

出生チャートに 土星×冥王星の、 「殺害のコンビ」

があるとは思わないでしょ??? ≧(´▽`)≦

 

 

 

 

 

ところがよーく計算してみんしゃい。。。

 

 

 

 

 

 

土星はふたご座18° 48′ 20″。

冥王星はてんびん座3° 43′ 55″。

 

 

 

 

 

その角度差を計算すると104°55′ 35″。

 

 

 

 

まぁ、概数に直すと105度、 ということになるやろ。

 

 

 

 

 

105を2で割ると52.5になる。

 

 

 

 

 

マイナーアスぺクトのオーブは±2.5度までは

有効だというルールがあるから、それで考えると

52・5、という数字は51.43度である円の7分割、

「セプタイル」 というアスぺクトである、しかも二倍

だから、「バイセプタイル」である、ということがわかります。

 

 

 

 

 

酒井さんは、殺人者なのでしょうか???

 

 

 

それとも、逆に殺されたり、レイプされたり、悲惨な

人生を送る??? セプタイルは一応は不調角であります。

 

 

 

 

 

逆に木星・冥王星は大成功とか、大富豪のコンビ、と

言われていますけれども、これも酒井さんはスクエアで、

不調角ですが、ハーモニック変換するとコンジャンクションで

大吉角に変わりますね。。。  けれども酒井さんは特段、

金持ちでもない。へそくりが少しあるくらいです。

 

 

 

 

 

また、アスリートに必要だ、とされている 木星と火星の

組み合わせも、パッと見ではメジャーアスぺクトを持って

いないのであるように見えませんが、よくよく計算してみますと、

火星と木星の角距離は概数で67度、これは32.73度、

円の11分割にあたる「アンデシル」を倍にしたアスペクトです。

 

 

 

 

 

このように、才能論としてホロスコープを見たときに、

実は面倒くさがらずに計算してみれば、あらゆるアスペクトが

ごろごろ見つかります。 それが西洋占星術の魔法陣なのです。

 

 

 

 

 

自分の出生図に、期待した星のアスペクトがない!! と思うのは、

メジャーアスぺクトだけしか見ていないからで、細かいアスぺクト

までちゃんと探せばあらゆる星の組み合わせ間に角距離が

見つけられます。

 

 

 

 

 

 

ということは、どういうことかというと、実はこれが

占星術のトリックなのですが

 

 

 

 

 

 

 

「最終的にどうとでも言えるじゃん!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

ということなのですよ☆ ≧(´▽`)≦

 

 

 

 

 

「なーんだ。。。 私だけのホロスコープなのかと

思っていたら、全員よくよく見れば同じなんじゃん!!!

たいがいのアスペクトは全員たいがい持ってるじゃん!!!」

 

 

 

 

 

ということです。。。

 

 

 

 

 

 

 

酒井さんが占星学に冷めたのも、それに気づいた

からでした。 私の師匠はホロスコープで、深刻な悩みを

打ち明ける人の話を聞くと必ず土星・冥王星の不調角や、

土星・海王星の不調角を探して、

 

 

 

 

 

 

「だからあなたはそのような暴力に巻き込まれた」

 

 

 

 

 

↑ みたいなトークをしていました。 最初は、メジャーアスぺクト

だけ拾ってるのかなと思っていたら、細かいアスぺクトでも、

とにかく何でもいいからアスペクトが出来てさえいりゃあ

いいんだ、と教えられました。 しかも吉角、とされるトライン

やセクステルでも、コンビの組み合わせ自体がよくないので、

よくない事件を招くのだ、と。

 

 

 

 

 

 

でも、それだと、ほぼ大抵の人に 「土星ー冥王星」 のアスぺクト

があるし、 ほぼ全員に 「木星ー冥王星」 の富豪のコンビが

あるんです。。。 ウソじゃありません。ぜひご自分の出生図で

調べてみてください。マイナーアスぺクトまで含めれば、ほぼ

全ての天体になんらかのアスペクトができるでしょ??? ≧(´▽`)≦

 

 

 

 

 

酒井さんは、もしかしたら大正期に、西洋占星術を輸入した

人が、意図的にマイナーアスぺクトを隠して、メジャーアスぺクト

だけを広めたんじゃないのか??? と疑わしいです。

 

 

 

 

マイナーまで入れると、しょせんはほぼ全部の掛け合わせの

星のコンビにアスペクトができてしまいます。

 

 

 

 

 

そうすると

 

 

 

 

 

「どうとでも言えるじゃねぇか!!!」

 

 

 

 

 

というのが露見してしまうので、敢えてそこは、売る

ためにぼやかしたんじゃないだろうかと。。。

 

 

 

 

 

結局ね、 だから、占星学なんて

「意識のフォーカシング」

なんですよ☆ ≧(´▽`)≦

 

 

 

 

 

たとえばスポーツで勝ちたいから、火星ー木星の組み合わせに

何らかのアスペクトがあったらいいな、と感じるなら、意識が

それは 「勝てない不安要素」 をあなたに教えているのです。

 

 

 

 

 

芸術家になれるかな?? とか気にして、木星ー金星の

アスペクトが自分のチャートにあったらいいのに、と思うって

ことは、結局ちやほやされたいだけの気分ですね。。。

 

 

 

 

そのように、 「いったいどんな星の組み合わせがあったら

嬉しいのか」 ということをフォーカシングで考えてみると、

その 「備わっていたらうれしい星のコンビ(才能)」 とは、

ずばり、そのまま今のあなたに足りていないものです。

 

 

 

 

 

それをフォーカシングで教えてくれるのが占星術。

 

 

 

 

 

 

だから、占星学は未来予知や占い、性格診断としては

クソの役にも立たないウソ八百ですが、フォーカシング

技術として、自分の目標達成になにが足りてないのかという

ことは、たいへんよく教えてくれるし、フォーカシング技術

として自己啓発の分野で大いに役に立てるということなのです。

 

 

 

 

 

 

ということで、酒井日香の11月度、占星学講座の日程が決まりました☆

 

 

 

11月度講座、11月26日(日)に

開催決定☆

 

 

 

 

 

今までと違い、今後は 「オルディアの館」 が講座の

お客様管理、売上管理をいたしますので、占星学講座の

お申し込みは酒井日香ではなくこちらの

↓      ↓       ↓

 

 

 

「オルディアの館主催・酒井日香占星術講座」

https://www.ordia-uranai-neko.me/

 

 

 

 

のほうへ、 お申込みください☆ 

 

 

 

 

 

いちおう、会場はおなじみ池袋の 「ここ実ハウス」 で、

時間は13時~17時、軽食と飲み物つきでご参加費は

これまで通りお一人様 ¥3000- です☆

 

 

 

 

定員はマックス10名様まで。 すでに噂の段階にも

かかわらずお二方お申込みいただきましてありがと

ござんす~。。。☆ ヽ(●´Д`●)ノ

 

 

 

 

 

今までと何にも変わんないんですけど、いちおう

マネジメントをオルディアの館さんにお願いすることに

したのでよろズラ~☆

 

 

 

 

 

じゃあねぇぇぇ♡

 

 

どくしゃになってね…

ペタしてね