心理カウンセラー協会の勉強会☆ 前田大輔先生と。 | 占星術小説家@酒井日香の占い死ね死ねブログ

NPO法人


「日本心理カウンセラー協会」


の、お勉強会に参加してきやした☆



こちらがNPO日本心理カウンセラー協会

のホームページ→http://www.npo-jmca.com/index.php?FrontPage


んで、こちらがその代表、

「前田大輔先生」


と、アテクシ、酒井日香との禁断のツーショット。。。( ´艸`)

↓    ↓     ↓


占い作家・酒井日香(下ユル子)の「占いちょっと死ね死ね♡」ブログ溝鼠Ver2・0






親子みたいだよね!! (^▽^;)





前田先生のご経歴などはこちら↓  ↓

http://maeda-daisuke.com/




関西弁全開の前田先生。。。




関西人のコテコテな





「一人なんば

グランド花月」




状態の楽しい勉強会でございました。。。



相方がいないのも寂しかろうという、

前田ファンの参加者さんが、相方

代わりにしばしばツッコミ☆



でも、学生時代は哲学を学んでおられて、

哲学の講師になりたかったとおっしゃって

おられましてですね。。。




哲学と心理学。。。




実は、両者の繋がりは大変深いのです。。。




私も元は、哲学大好き少女☆



酒井さんはフッサールの現象学から

哲学に興味を持ち、作家・サルトル様の

作品群を今でも、辛くなると座右の書に

していたりする。



フロイトもユングもアドラーも、最初は

哲学カテゴリーの人たちだった。






そもそも






「我思う故に我あり」





なんて、心理学みたいなことを

言い出したのはかの大哲学者

ルネ・デカルトである。




アリストテレスの時代から、哲学者は

ありとあらゆることを思惟してきた。




哲学って、実はすごく大切。




哲学教育をもっとするべきだと思う。




哲学の営みそのものが




「いかに生きるべきか」




という問いかけそのものだから。。。




わしもお恥ずかしい話、悩み多き青春

だったので、心身症のようになった

ことがある。




んで、取ってつけたみたいな占い本、

霊魂本、カルト宗教本に相当からめ捕られて

いた時期があったけれど。。。



22歳のとき、ふと、哲学に興味を持って、

横浜の市立図書館で西欧哲学史を

どうにか通読した。




そうしたら、霊とか、心とか、真実って何かとか、

とにかく曖昧模糊とした考えがだいぶ整理されて、

議論にめっぽう強くなったのである。。。



人を論破したいのなら哲学的な思考訓練は

とっても大切。



実際、六大学のディベートサークルでは、

そういった哲学的な思考トレーニングを

しているのだ。。。




宗教っていうのも、壮絶な哲学体系なんである。。。




哲学のない者に説得力はない。




音楽でも、小説でも、漫画でも、

独自の哲学を持たない作者の作品は

だいたいツマらんし、心にも残らないのだ。




心理学という営みも、



「自己を確立させて独り立ちする」




営みであるわけだから、一人ぼっちでも

生きていけるよう、人生のはかなさ、生きる

こと、死ぬことには、冷徹なまなざしで挑む

ことを利用者に教え込まねばならない。



一人で考え、一人で歩んで行ける。




そういう人には強固な哲学がある。




哲学のないヤツは依存心だらけで、甘ったれで、

なんでも人のせいだ。




自分なりの哲学を構築する――。




それこそが、心身症だのうつ病だの、

境界性人格障害だのからの脱出の

糸口になるのだ。。。。




前田先生のおっしゃっていることは、

そういうことなんだろうなと感じました。




勉強会では



「ココロの健康とは?」




というのを学んだが、前田先生曰く、




「心が健康、という状態は、誰とでも付き合える

こと。苦手なことが少なくなること」



だとおっしゃっていた。



確かになぁ。。。




境界性人格障害の人とか見てると、

他人への不満と怒りばっかりで、



「お前自身はどうなんやねん」




というのがなかなか見えてこない。




あれはイヤ、この人はこうだから会えない、

つきあいたくないって、そーゆうのばかり

で、さぞや生きにくいだろうなぁと思う。



カワイソウと言えばカワイソウ。



その思い込み、苦手を作り出しているのは、

ほかならぬその本人だから。。。



しかし、苦しみの最中にあると、自分が

敵を作り出している事実、自分の弱さが

めぐりめぐって自分を苦しめている事実に、

なかなか向き合えない。



向き合おうとしたがらないというか。。。



そこをほんの少し、自分で認められる

ようになれば、劇的に症状は改善する

のだが。。。



心の苦しみのほとんどは、自分自身が

作り出したもの。



幻覚であると。



哲学という営みは、その発見の

連続だったのだ。



わかってみると単純である。。。



まぁ、そんな感じ。



んじゃ☆