来年の運気が気になる人へ。(今年最後の更新) | 占星術小説家@酒井日香の占い死ね死ねブログ

どもども。酒井日香(下ユル子)です。



ウェブ版イチゼロに小ネタが
載りました。。。→http://ichizero.com/?p=210



現在、まだまだコンテンツ制作途中ということで、
だんだん中身が増えて、充実していきますから
お楽しみに☆ という談話を、編集担当S氏より
頂いておりやんす。



イチゼロはホントは、ジャーナリズム系雑誌
ですから、ユル子はどっちかっつうと刺身の
ツマ・わさびです。(汗)




なので、わし、浮いてるね。。。(汗)




まぁいいや☆





うん。



Sさんがいいってんだからいいんだようん。



わはは。




・・・・・・・・・・・・・・・・



そんな感じで本題。






年が変わるということは単に、カレンダー上の
ことだけであるのは皆さんもおわかりですよね。




一応、現在の宇宙論では、宇宙が誕生したのは
今から約138億年程度ではないだろうかと
されているわけですけどね。


しかし、宇宙ってぇやつは、最初はとんでもない
超高温・超高圧のプラズマ状態だったらしい
んですわ。。。




プラズマ状態では、物質のふるまいは今の私たちの
身近にあるようなモノのままというわけにいきません。





すべて気体化してまして、ガス状でしか存在できない
わけですね。電子や陽子、中性子も頻繁に乱れて、
さまざまな核融合や核分裂を起こし、だんだんいろんな
重い気体ができるようになっていって、ガスのスープの
中に沈殿していき、だんだんスープが



「晴れあがっていった」


のが、いわゆる


「宇宙の晴れあがり」



と呼ばれているものなんスけど、それがだいたい、
ビッグバンから36万年後くらいなんだって。






んじゃあ、地球が生まれたのって何年前???




人類が生まれたのって何年前???









って考えると、実は、



「カレンダー」




って、本当に宇宙が誕生したときからカウントされて
いるものではないことは、幼稚園児でもわかります。




んじゃあ、誰が決めたの??



となるけど、それは当然人間なわけで、人間が、自分たち
の暮らしのリズムの目印に、月や太陽、星辰を利用しただけ
なのであります。



一応、カレンダーの元になっているのは



「黄道・白道」



で、わたしたちのご先祖は、太陽の
日周運動で1日を計り、月の朔望で
ひと月を計り、生活の目安にしてきました。





そして、太陽や月や、その背景の星たちに、
さまざまなイマジネーションを掻きたて
られたのです。



そこから、天空に見える特定の星の並び
を神々とみなし、生活に神々を結び付け
ていった。




それが占い……、特に、暦と占星術の
始まりなのであります。





そのカレンダーを見て私たちは、


「来年は大殺界だ」


とか、


「来年は土星がさそり座入りか」


とか、


「来年の九星は五黄殺か」


とか、ありもしない心配をしたり、
ありもしない期待を持ったりしますがね。





でも、別に空の星に


「ここの空のエリアには凶の気が満ちています」


とか、書いてあるわけじゃない。宇宙はそんなことなど
お構いなく、ただそこにあるだけなんですね。


人間が勝手に空を見て、勝手な空想をする。



それだけのシロモノが細木数子さんや、ユミリーや、
石井ゆかりさんや、その他の占い師さんが煽る
運勢の正体ですから、気にしたって仕方がありません。



運勢は、星の位置や方角なんかよりも、
自分自身の


「心の在り方」


のほうが、よっぽど強烈に影響します。





本当は、吉凶や禍福を期待するその心そのもの
こそ、悪魔であり、戦うべき相手なのです。


占いの運気を気にしているようでは、あなたの
来年は大したことはなに一つ起こらないでしょう。



むしろ、凶と出ていたら飛び上がって喜び、
大笑いて欲しいです。



その瞬間、凶がひっくり返って吉に転ずるのです。



逆に大吉を引いたら、恐ろしいと感じたほうが良い。



それは、


「調子に乗らないでしっかりと
日々を送りなさい」



という、警告文です。





そうやって、おみくじを引くたび、占いを聞くたび、
自分の心が他人の無責任な言葉で動揺していないか、
その言葉を笑い飛ばせるか、心のトレーニングを
しましょう。



そういう風に自分の心を客観視できるように
なって、他人の言葉の呪いを打ち破ることが
できるようになった人は、必ずや来年は大飛躍の
年になるはずです。


いいや、来年だけではありません。


人間的にも、そう思った瞬間一段上がります。


運・ツキに愛される人に生まれ変われるのです。




占いは、そういう風に読まないと、開運効果
は本来望めないものなのです。


宗教学的には、そういう見方が正しいとされて
いるんですけどね。。。




凶を吉に、吉を大吉に変えることができるのは、
あなたの心だけです。



それさえしっかり覚えておけば、つまらない
占いなんか要らなくなりますよね。



占いをしてもしなくても、所詮は心がけでしか
ないのですから。。。



そんな感じで、おみくじを引くとき、
または、占いを読んだり聞いたり
したとき、逆に受け止める訓練を
してみましょう。



本当にその通りになりますから、
ぜひ実験を!





そんなわけでブログ読者の皆様、今年1年
ありがとうございました。



みなさんの来年が、よい1年になりますように。


2012年末  酒井日香(下ユル子) 敬具