「自分探し」じゃなくて「自分なくし」のほうがいい | 占星術小説家@酒井日香の占い死ね死ねブログ

こんな本を読んでみた↓  ↓   ↓


人に認められなくてもいい (PHP新書)/勢古 浩爾
¥756
Amazon.co.jp

「人に認められなくてもいい」



というタイトルに魅かれたね。


そうそう。他人なんか関係ないのさ。


自分がやりたいか、やりたくないかってだけ。




ここんところマジで、ブログとかネットとかと真剣に

お別れしたくなってきた。



今、意識的にブログを書かないようにしている。



かといってブログ自体を否定してるわけじゃなくて、

ブログは自分が、自分の書いたものをうっとり眺める

ためのツールとして必要ではあるんだけどね。



けど、認められなくていい。他人からの評価は要らない。



この原点にもう一度戻ると、んじゃあ、今、私がやりたいことは??


と考えると、それは純粋に


「作品づくり」


なのだった。



書いてて楽しい。



作ってて面白い。



その、



「豊かな時間を過ごさせてもらったこと」



だけで、わしは、書き手としては十分幸せだったりしてね。。。





そんなわけで意識的に、ブログ更新回数を減らしていくのである。



今、すごくノリノリで描いてて、プロットが最後まで完成している

おバカ小説があるので、それをここに貼り付けてみんなに

適当に読んでもらいたいのです。



わし、やっぱ、楽しんでもらいたいんだよ、自分のブログってさ。



ここに自分の悩みとか、愚痴とかのくっだらねぇことなんか、

書きたくないんだよなぁ。。。



だから、純粋にエンタメとしてのブログに生まれ変われるよう、

地道に原稿作成中ということで、ここをやめたわけではありま

せんから、ご心配メールをくれたみなさん、大丈夫でっス。



そんで、さらにアホバカ占い原稿企画も、目下作成中なんでアル。


これがまぁ、書いてて自分でも笑っちゃった。


雑誌用占い企画なんだけど、前代未聞のありえない星占い

だからねぇ~。。。。



それを企画書にまとめている最中。



近々、知り合いの出版がらみのことろへ提出するの。



そこで採用されれば、そこの企画として出させてもらえるかも

だけどさぁ、



「認められなくて構わない」



原則に従って、酒井は生きていきたいから、企画が通らなければ

それはブログ企画にして、自分で楽しんで連載することにするんだ~☆



うん。



めちゃめちゃ、長年温め続けてきた



「アンチ占いのための、占いコンテンツ企画」




なんだよ!!!



採用されればうれしいけど、ダメでもぜんぜん書いちゃうもんねー!!



ふっふっふ。



そんなわけでユル子、生きてますからよろしくね!






ところでこのブログ記事のタイトル







「自分探し」じゃなくて「自分なくし」がいい











というのは、この本に出てきたフレーズだけれど、

みうらじゅんさんの言葉なんだってね。




「自分」



なんてもんが余計なんだよ。




「自尊心」



なんてロクなもんじゃない。




若いときにはさぁ、何をやってもうまく行かないから、

わしも、どうやったら



「自分を認めてもらえる世界にたどり着けるのか」


って、占いだのおまじないだの、カウンセリングだのに

からめ捕られていたけれど、そもそも、



「私を認めて欲しいんです」


って気持ちさえなければ、すべてが丸く収まるんだよなぁ~。。。




それは自分が本の出版を経験してみて、他の人の必死すぎる

態度を見ていて、改めて心から思ったことである。




「認めて欲しい」


と思う心と、人間は、一生戦い続けていくしかないんだと思う。




「認めて欲しい」



と思う心そのものが、どうしようもない自分の弱さで、

戦わなきゃいけない最大の敵なんだ。



うん。自分の敵は誰でもない、自分の弱い心なんだね。




夢中で作品作りに没頭しているとき、




「認めて欲しい」




なんて思いは完全に死滅していたりするんだよ。



そこにあり続ける自分でいることが、



「才能」



なんだとわしは信じていたりしてね。。。




だから、ブログはさ、単純に



「自分が自分の作品をうっとり眺めて楽しむ場所」



であって、コメントも実のところ要らないし、誰も

読んでさえいなくてもいいのかも知れない。




そう思うと、わしは純粋に作品を作ることが生きがいなんでアル。。。




「自分探し」



の中に含まれるだろう占いとか、カウンセリングとか、自己啓発

だとかの類が、わしは気持ち悪いんだけど。



「自分」



なんか探しちゃいけないんだよ。




「自分なくし」




でいいんだよね。。。




「自分を大切に扱ってほしい」


という、甘えた心をどこまで排除できるか。



怒りをコントロールできるか。







この本の中で




「すぐに他人に怒る人間は、自分はバカだと吹聴している

ようなものである。他人に不満だらけの人間は、実のところ

自己コントロールさえできない大馬鹿者で、恥ずかしい

限りである」




と、上座部仏教の長老の言葉が紹介されていたけれど、

けっきょく他人に怒る気持ちっていうのは、裏を返せば



「私を尊重しろ」



という、尊大極まりない感情があることの証拠だったりするのだ。




占いだのカウンセリングだの、パワスポめぐりだの風水だの

やってるよりも、これからは



「自分なくし」



がトレンド。




それを修行させてくれる絶好の場所が、わしにとっては



「小説を描き続ける」




生き方なんだなぁ。




うん。





常にこの初心を忘れないで生きていきたい。



そんなわけで、ブログを意味もなく書きたくなる




「時間の無駄使い」




も、なるべく排除して、作品作りに専念できるといいんだが。。。




頑張らないとなっ☆