こんにちは！人にやさしく、メガネにもやさしい、福井県福井市のメガネ店、SAKAIです！
お正月に読んだ本の中で、現在映画化している「マチネの終わりに」という恋愛小説がありました。
昔から、恋愛マンガよりも、少年ジャンプ、
恋愛小説よりも、江戸川乱歩などのミステリーというわたし。
何を思ったか、恋愛小説にチャレンジしてみて、やっぱり途中でイライラが募り、
読むのを止めたくなりました。笑
恋愛には、幾通りの答えがあり、ミステリーのように、明確な答えも犯人もありません。
きっとこういうふわっとしたものがニガテなんだろうなぁ、と改めて思ってしまいました。
① ブランクがあっても、ドビュッシーに挑戦できるのは、
小さいときからの、14年間のピアノに対する基礎があるから。
私事ですが、去年の秋ごろから、17年のブランクを経て、ピアノを再開しました。
4歳から18歳まで、14年間ピアノを習っていましたが、
さすがに17年もブランクがあると、ピアノからすっかりそっぽを向かれてしまっていて、
① 音譜が読めなくなっている。
② 鍵盤を押さえられない。
③ 指の力がない。
④ そもそも指が動かない。
⑤ えっ？ピアノってどうやって弾くんだったっけ？
⑥ えっ？ピアノの音、なんか半音ほど、低くない？
⑦ えっ？ピアノを弾いている時の指の形、どうやってわたし弾いてたの？
もう酷い状態からの再スタートでした。
でも、身体で覚えたことはすごいもので、
17年ブランクがあっても、数カ月練習曲に真面目に打ち込んでいると、
指のフォームや、音譜も少しずつ読めるようになってきて、
現在、ドビュッシーのアラベスク第1番を練習しています。
編曲Verは好きではないので、原曲です。
それでもまだまだ、昔のようには指が動きません。
しかし、ブランクがあっても、アラベスク第1番に挑戦できるのは、
小さいときからピアノや音譜に触れて、14年間のピアノに対する基礎があるから。
だから、ドビュッシーにも挑戦できます。
ピアノを弾いていて最近思うことは、メガネとピアノは似ているな、ということです。
② 「メガネを掛ける＝すぐに快適になる！見えるようになる！」は、
「初めてピアノを弾いた日から、モーツァルトやベートーヴェンが弾けるようになる！」と同義語。
色々なお客様が当店にはお見えになるのですが、
60代を過ぎてから、初めてメガネを掛ける人も、ときどきお見えになります。
でも、若いときからメガネに慣れ親しんでいた人たちと違って、
60代で初めてのメガネを掛ける人は、何もかも、すべてが、初めて。
普通の人が、何十年もかけてメガネに慣れて来た経緯を、
短期間でこなしていかなければいけないので、
それはそれは体力も、気力もいる作業です。
① そもそもメガネというものに慣れない
② 乱視にも慣れないから乱視軸の方向に、歪んで見える
③ でもメガネ掛けないと、近くが見えないから、メガネを掛ける＝歪む。
④ メガネを掛けても視力が上がらない。
⑤ 調節が固まってしまっている。
概ね、このような状態からスタートしますが、大変だなぁ、と思います。
理想は「メガネを掛ける＝すぐに快適になる！見えるようになる！」
ですが、それは、
「初めてピアノを弾いた日から、モーツァルトやベートーヴェンが弾けるようになる！」
「登山を始めたその日に、エベレストに登れる！」
という感覚と似ているように思います。
どう考えても、不可能です。
もちろん、メガネの慣れ方のコツを伝授したり、サポートさせて頂きますが、
結局、掛けこなせるか、掛けこなせないか、それは、お客様の努力にかかっています。
それは、年代によっても違ってきますよね。
10代からのスタートと、60代からのスタート。
60代からピアノをスタートして、モーツァルトやベートーヴェンを弾けるようになるのは、
いったいどれぐらい先なのだろう、と思います。
しかし、上達しないからといって、練習曲段階で諦めてしまうと、
モーツァルトやベートーヴェンは永遠に弾けないまま＝永遠に見えないまま、です。
CMで聴いた憧れの曲を弾けるようになると、楽しいのですが、
その楽しさや、快適に見えることの楽しさを知らないまま、
練習曲段階で諦めてしまうことは、まあ、残念なことだな、と思います。
③メガネもピアノと同じで、日々の積み重ね＝早いうちからメガネに慣れること。
ピアノに触れたその日から、
ベートーヴェンやモーツァルトは弾けないですよね？
メガネも同じです。少しずつの積み重ねです。
1年後、2年後、今よりも快適に過ごせるように、
メガネにまずは慣れていくことから始めましょう。
快適に見える、使える、というのは、ずっとずっと先です。
快適に見える、使えている人は、昔からメガネに親しんでいる人です。
と、いつもお客さまにはお伝えしております(^ ^♪
十年以上の歳月をかけて、練習曲や課題曲をこなして、
ベートーヴェンやモーツァルトが弾けるようになっていくことと同じように、
メガネを毎日掛けることで、ゆっくりと焦らずに、
快適な視界を手に入れて行ってほしいと思います( ˘ω˘ )
早いうちから、メガネに慣れる。
この一言に尽きます。
年を重ねれば重ねるほど、新しいことに対して、慣れられなくなりますから。
ｆace&wrist gallery SAKAI（坂井時計店）は、
福井市・呉服町で創業100年以上の眼鏡（めがね）店です。
時計修理・レコードショップとして、曾祖父が開業したところから始まりました。
閑静な住宅街の中にあり、喧騒から離れゆったりとした時間の中で、
会話を楽しみながら商品をお選び頂いております。
私たちは、お客さまの心地よい暮らしにより添う「やさしいめがね」をご提案し、
定期的にメンテナンスなどを通じて、お気に入りの1本ともども、
永くお付き合い頂きたいと考えております。
そんな「想い」に共感いただけるお客様を、心からお待ちしております。
◆取扱ブランド OAKLEY PREMIUM DEALER （★県内唯一のオークリー・プレミアム・ディーラーに認定されております！）
999.9（フォーナインズ）
999.9 feelsun（フォーナインズ フィールサン）
J.F.Rey（ジェイフレイ） / J.F.Rey BOZ(ジェイフレイボズ)
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ZEAL（ジール）
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TART OPTICAR ARNEL(タートオプチカルアーネル）
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