【アイスクライミング】米子不動 十八幅滝・龍神 | 群馬境町山の会 "SAKAIMACHI Alpine club"

【アイスクライミング】米子不動 十八幅滝・龍神

2024年02月10日、11日

エリア:長野県須坂市 米子不動

十八幅滝・龍神

参加者:草田(フリー)・桐林

 

草田氏の米子!米子!話が出てくるたびに、大丈夫だろうかとお腹が痛くなる。

前回の緋の滝をリードさせてもらったため、ビレイヤーの気持ちでおっかなびっくり行きませんか?

と誘ってしまった。

 

1日置いて、行くかの返信。

 

コブラ、コブラと俺の目標は、コブラとの草田氏。

新装アイスクライミングを見てみて、6級の記述が。フォローでも行けるんかい…。

 

1日目:

駐車場は、上も満杯で路肩の林道入り口に駐車。

スキーで入山。草田氏は、そりを使っていたが、うまくいかない。

あと10キロの看板に汗をかいた。

8キロを過ぎた頃、マウンテンワークスの方にお世話になった。ありがとうございます。

 

上をベースとして、マウンテンワークスの撮影?が奇妙の滝?であるとかで、先に着いたが、

草田氏が登ったことがない18幅滝へ

 

1P目は、桐林リード。テンテンの連続でなんとか、テラスへ50m。

うまく手を伸ばして振れない…。フィフィの呪縛を解きたい。

石を突いたせいで、バイルの先がワシの口になってしまい、さらにガチガチスイング。

 

2P目は、草田氏リード。バーチカルな区間で、フォローでも苦労した。

下降は、灌木から、50m一杯で懸垂。

 

 

 

2日目:

朝、身支度をしていると、続々人が上がってきた。

挨拶をしてちょこちょこ話を聞いていった。

すると、みた事ある人だなぁ…。

思い切って馬目さんですか?っと聞いたところそうです。。。

まさか、百草丸を初登者と会えるなんて。

 

キャシャール峰(6,770m)南ピラー 初登攀

 

ガイドで昨日はアナコンダに行ったとのこと。今日は、奇妙の滝。

 

スキーで下のベースへ。

コブラをまずは見ようと、出発。

アナコンダとコブラ コブラの威圧的な氷柱でびびる。

 

谷間から見えるその滝は、

威圧的で挑戦的で、圧倒されるスケール感とバーティカル感。

これ?さすがに登ろうなんて言わないよね?草田さん…。

 

と、後からやっと追いつきどうします?コブラ。

 

ビビってる自分がいるとのこと…龍神をやろう。

と草田氏も睨め付けられ、心が締め付けられただろう。

 

龍神 核心部のオーバーハングを左へトラバースしたのち階段状を登る草田氏

 

最初の区間から、薄かぶりの壁でフォローでも歯が立たず、オーバーハングでギブアップ。

草田氏にお願いして、懸垂で戻ってきてもらった。

 

水が滴るくぼみで、ロープを解き、スクリューで自己確保している時間が長かった…。

リードでも1ピッチこなしてしまった草田氏の技術に乾杯。

しばらく、草田氏に悪態をつくことを控えたのは言うまでもない。

 

目標を見てみよう。

そういった気持ちで行ったが、圧倒される自然のスケール感にちっぽけな自分との対比。

恐怖感。

登れたら、きっと達成感がドバッとくるんだろうな。

そう思いたい山行となりました。リードさせてもらい、感謝です。

 

来年は、大谷不動に行きましょう。