【山スキー】月山 | 群馬境町山の会 "SAKAIMACHI Alpine club"

【山スキー】月山

山域:月山

日程:2023/0428-0501 3泊

メンバー:桐林(OB)

ルート:山スキー

4/28: 姥沢駐車場-頂上-佛生池小屋

4/29: 佛生池小屋-にごり沢左俣 (1500m付近)-佛生池小屋-頂上-大雪城-清川行人小屋-頂上-大雪城-清川行人小屋

4/30: 清川行人小屋(停滞)

5/01: 清川行人小屋-頂上-東面滑走-頂上-姥沢駐車場

 

にごり沢左俣

 

1日目

浜松を4時手前に出発。危うく深夜料金を取り逃がすハメになった。

11時半ごろ西山町ICで降り、セブンと地元のスーパーで買い出し。

はやる気持ちが抑えきれず、月山コールが鳴り響く。

 

12時ごろリフトアップ。

GW前の平日のため、人はまばら。14時手前、頂上到着。

無理やりシールで登高。久しぶりの高度感と角度にびびった。

眠気があるため、早めに佛生池小屋へ。一ヶ所板を外した。

モンベルのU.L.ドームシェルター2 を立て、雪を取りに行く。

上空を鳶3匹が飛んでおり、餌が食われないか心配になりながら沢筋に。

雪虫をかき出し10cmで硬い雪の層。

 

2日目

朝4時起床。あたりが明るくなり始めた。

朝、ヤマテンを確認すると、天候悪化が前倒しになった。

今日降りるか、明後日までやり過ごすか考え、清川行人小屋で停滞を決断。

 

頂上を経由し、大雪城を豪快に滑り、清川行人小屋へ。

食料を考え早めに寝支度。

あまり動かないようにと、小屋のノートを漁ると、渡邉さんの記述が。

 

そこへ、西川町の山の会の方と小屋の様子を見にきた方達と談笑。

居心地が良くないため、頂上へ。

行動食なしに700mの登高はキツイ…。

小屋目の前の面を滑るため、右寄りに降り、さぁ滑走。

お、小屋に3人いる。

オーディエンスがいる中、ターンを決めていく。

 

3日目:停滞

起床6時。雨が降り、風が強い。

食料を切り詰め、ラジオに耳を傾ける。

小屋中に鳴り響く悲鳴に眠れず、寝返りをなん度も打った。

夜に誰かが出そうだ。

 

4日目

起床4時30分

陽が出てくるともう一度寝たくなる不思議。

安心感が体を包む。

快晴。

 

頂上に8時ごろ到着。1日目にヨダレを垂らしていた頂上直下の東面を落とした。

ヘルメットが浮き、目に涙を浮かべる速度でターンを決めていった。あぁ、最高。

その後南東の尾根伝いに頂上へ。

オークリーのサングラスの人と出会った。(鳥海山でも再会)

 

下界に降りたい一念でどんどんおりると、人だかり。

板を付けたいがいい場所なく、岩陰で必死に装着。あっという間にリフト下へ。

沢沿いに下降し、駐車場へ直接向かった。

9時半前。

 

東北最高。

駐車場から振り返った。

 

2023年5月1日9時ごろ

頂上から少し降りると、面がつながった箇所があり、下まで落とせた。

どうりで登りのルートと違う場所にボーダーが集結していたことに、納得した。