【ぐんま県境稜線トレイル】登山者向け安全登山講習会 | 群馬境町山の会 "SAKAIMACHI Alpine club"

【ぐんま県境稜線トレイル】登山者向け安全登山講習会

2019年3月10日日曜日

ぐんま県境稜線トレイル登山者向け安全登山講習会

群馬県庁1Fにて

 

『ぐんま県境稜線トレイル』とは? 群馬県HPより,文章加工あり

群馬と新潟・長野の県境稜線100kmを主要ルートとしたロングトレイル.

国内のロングトレイルの中でも稜線の長さは最長.

みなかみ町土合から嬬恋村鳥居峠を結ぶ.

谷川岳や四阿山といった日本百名山を含む.

沿線には水上温泉、四万温泉、草津温泉、万座温泉といった著名温泉地がある.

非常に個性的なロングトレイル。

天気予報が外れ,晴れに.雨であれば,多くの参加者がいただろう.

 

主に,Mt.石井スポーツの東秀訓さんが講演.

地図の読み方から始まり,緊急時のコンパニオンレスキュー.

特に気象判断の仕方について,興味深かった.

 

10日前から

tenki.jp 日本気象協会てんきとくらすで,大まかな天気の流れをみる.

並行しながら,GPV気象予報.これはスパコンでシミュレーションされた予報.

・雨量雲量

・気温湿度

・気圧風速

最大約7日後の予報を見やすい図で示してくれるサイト.

山行直近になったら,GPVを見て判断.

シミュレーションであるので,山行開始日に近いほど予報は正確になる.

全地球を空間的にモデル化し,5 kmメッシュで各地点地点での流れを予測できる.

 

前日,翌日そして現地では,

さきほどのGPV気象予報のスマホ版『SCW』を見ているのだとか.

番外編では,海外サイトのmoutain-Forecast.com

上の引用ページは群馬県の赤城山.積雪量も出てくる.海外の山の状況を見て,想像できる.

 

また,群馬山岳連盟の佐藤光由さんの話に出ていた気象遭難の本はこちら.

気象遭難 ヤマケイ文庫

剱岳での遭難話が載っているようだ.群馬山岳連盟 八木原会長も同行していたとのこと.