【積雪行動】富士山(馬返 - 佐藤小屋 - 6.5合目)「吉田口登山道」
2019年1月13日((日)) - 14日((月))
参加者:渡邊,入江,桐林(筆,小堀
ルート:馬返 - 佐藤小屋(泊) - 6.5合目(予定 7合目)
吉田大沢.標高2650 m付近か.青い空が広がる.
1日目
1月13日(日)の深夜に群馬を出発.
前日の夜に雨が降り,朝方,雪へ変わったようだ.富士吉田はうっすらと雪が付いていた.
馬返までは2cmほど積もっていた.
出発準備をしていると,マークXパトカーがパトロールに来ていた.計画書を渡す.
その後,2ドアの白ディーゼルランクルが来た.富士山についてのアンケートを受ける.
登山歴や富士山の8合目以上の計画書義務化などなど,色々聞かれる.
所属を聞いたがうやむやに.佐藤小屋の人に聞いたところ,市役所の人だと聞いた.なぜ,所属をハッキリ言わないのか疑問.
吉田口登山道は,去年の台風の影響で倒木があった.
往年を思わせる茶屋が倒壊していたりと,スバルラインの建設によって時代が変わっていくことを身をもって知る.
茶屋があるところは,景色が良く,休憩に適している.朝方雲海があったが,徐々に薄くなっていった.
10時半ごろ,佐藤小屋着.
テントを張り,一次休息.その後,雪上訓練.
・斜面での滑落停止態勢の確認
・ビーコンからのプローブを使い,救助者の掘り出し
・簡易ハーネスをつくり,危険な箇所でのガイド
2日目
6時ごろ,佐藤小屋を出発.
吉田大沢の派生末端から入る.大きなシェルタを超え,吉田口登山道の反対の尾根沿いに行く.
左側に,雪崩の動きを抑制する建築物をみることができた.
尾根が広くなってきた場所でツェルトを使った休憩をする.今回は,風が穏やかのため恩恵は小さい.
強風時になったら,ツェルトがどれだけありがたいかわかるはずだ.
予定時間を過ぎていたため,早めに吉田口登山道へ渡る.
約2800mほど.今回の最高到達点.
大沢を下り気味にトラバースする.
雪の状態が場所場所で変わっていくことがわかる.
この小屋前で小休止後,下る.
良い斜面があったためキノコ?をつくり,雪を使った確保点を習った.
その後佐藤小屋でテントをたたみ,家主と奥さん,息子さんに挨拶して下る.
2日を通して,晴天.風も穏やかで,登山日和.
ケガもなく,吉田のうどんを食べ,群馬へ帰った.


