東京電力の隠蔽体質は治らない | 堺市の交通まちづくりを考える会

東京電力の隠蔽体質は治らない

 2024年7月15日、柏崎刈羽原発に係る国の考え方を説明する会が新潟県主催で行われた。私は県民ではないので参加できなかった。在勤や在学の民も参加資格がないなどと厳重な情報制限の中で行われたようだ。

 そんな中、今回のスクープだ。木野龍逸のスクープは数知れず、執念のジャーナリスト。あの頃は毎日東電の記者会見がおこなわれ、木野記者はじめ私などのヘルプも詰めていた。鋭い質問にアタフタする東電幹部、タジタジとなる細野議経産相を思い出した。(東日本大震災10年福島第一原発事故10年、担当相だった細野豪志氏の「反省」と「課題」こちら)


https://slownews.com/n/n8951a4714788




 39年前の日航機123便激突事故でも米軍の支援を断った。13年前原発事故でも断ったことが今回新たにスクープされた。何を守るために?誰を守るために?隠蔽することでなぜ民の命を犠牲にする?

 今回のスクープから、柏崎刈羽原発の再稼働に係る国が示す再稼働の基準を本当にクリアしたのか、客観的資料の信憑性も薄れる。

 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に限っては危険なのではないのか?