自動運転バスとあんしん歩行エリア
国交省のページには、あんしん歩行エリアの整備として、警察庁と国土交通省が死傷事故発生割合の高い地区を「あんしん歩行エリア」として指定(平成15年7月に796箇所)し、当該地区において都道府県公安委員会と道路管理者が連携して面的・総合的な事故抑止対策を推進している。（都道府県公安委員会＝大阪府警、道路管理者＝堺市）
分かりづらいので 警視庁を調べてみた。警視庁のページには、整備のイメージが掲載されている。そこには①『歩道、自転車道、幅の広い歩道、歩車共存道路の整備』と記されている。
ところが実際は、路上駐車の横行はもちろん、車庫に収まりきらない大きな車両が車庫から飛び出し、人が通る路側帯を塞いでいることが散見される。車庫証偽造か？
堺市に問い合わせたところ、「注意しても住民が言うこと聞かない」らしい。
改めてGoogleマップで確認した。駐車場に物置を設置したことにより車両がその分前に押し出され、路側帯の半分を塞いでいることがわかった。身勝手にも程がある。大阪府警とともに整備する「あんしん歩行エリア」なのだから、早急に大阪府警堺署に取り締まりを依頼すればいい。
また整備イメージには②『LED式信号灯器、バリアフリー対応型信号機を設置』と記されている。
ところが実際は、未だに（2024年5月30日現在）LED化されていない。ここは堺まつりも開催される堺市のシンボルロード「大小路筋」。
堺市での指定は以下の2ヶ所と数が少ない。尚更こういった制度を利用してまちづくりしないと、もったいない。
堺市よ、「あんしん歩行エリア」がこんな状態で、この大小路筋に自動運転バスを走らせて大丈夫なのか？
【西部整備事務所イノウエ2024年6月25日】
幅員5.1mのうち4.0mを確保できるよう○○○線香会長から協力の意向を受け、警察への相談は先延ばしになった。
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