⑫こども防災春まつり 沈む堺市消防本部
これまで堺市消防本部に様々な疑問が湧いたので、2024年3月22日消防本部に伺った。
南海トラフ地震ハザードマップで水没するであろう消防本部について、3階以上にインフラを集中しているので水没に対応しているらしい。
Q1、不衛生な汚泥が1階を覆って緊急車両は活動できるのか?
Q2、災害時は美原区の本部機能を備えた総合防災センターに逃げるのか?
A1、2、緊急車両はそのスピーカーで広報しながら臨海部から東に向かって避難する。万が一、消防本部が使用不能になれば美原区の総合防災センターで119通報に対応したり、指揮ができる。
Q5、堺消防署の移転理由は?移転先が水没する消防本部である理由は?
A5、老朽化や男女別仮眠室などの施設が手狭を理由に堺消防署の建て替えが急務。問題の解消には3,000m²以上の用地確保が必要で、現状の大小路では不可能。湊の旧上下水道局用地の活用が適切と判断した。この立地は消防局隣接であることや堺区の消防署配置的にも好適。
消防年報(令和4年版)概要の消防庁舎現況と消防施設分布図から建設年日や配置がわかる。確かに堺消防署の老朽化と施設不十分であることは移転理由として理解できるが、配置的に適しているかは専門家でないので判断できない。なんとなく今の大小路にある方が均等分布には見えるけれども、、、、。
↑消防庁舎現況
↑消防施設分布図
Q6、堺消防署の移転により大小路への到着時間は何分から何分に延長されるのか?
A6、緊急自動車走行で2分追加と考えられるので、5分から7分になる。
Q7、消防本部の移転はあるのか?
A7、まだ新しい施設のため移転の計画はない。
【消防本部】
堺市堺区大浜南町3丁2番5号
電話番号:072-238-0119(代表)
総務課担当 消防司令 太田課長補佐
【総合防災センター】
堺美原区美原区阿弥129-4
電話番号:072-363-2225
予防部総合防災センター副所長 消防司令 梅崎課長補佐