堺市の副市長人事 「サプライズ人事?」 | 堺市の交通まちづくりを考える会

堺市の副市長人事 「サプライズ人事?」

 本日、竹山新堺市長の所信表明があるので、議会を傍聴した。所信表明と同時に、副市長2名の提案があった。そこでプロフィールを調べてみた。

田村恒一 堺市東区在住、1944年生まれの64歳。1967年 東京大学工学部卒、同年大阪府庁採用。1990年 土木部道路課参事、1996年 土木部副理事、1999年 土木部技監、2001年 土木部長、2003年 大阪府庁退職、同年阪神高速道路公団理事。2005年 阪神高速道路株式会社常務取締役、2007年 大阪府土地開発公社理事、2008年 阪神高速道路株式会社常務監査役。

大植潔 奈良市在住、1951年生まれの58歳。1975年 大阪大学工学部卒、同年京阪電気鉄道株式会社入社。1989年 建設部建設課長、1995年 事業開発室課長、1998年 鉄道事業本部工務部次長、2001年運輸事業本部建設部長、2002年 経営統括室部長、兼、株式会社京阪ベンチャービジネス社長、2007年 京阪産業株式会社代表取締役社長、2009年 京阪電気鉄道株式会社事業統括室部長。

 田村氏は堺市在住だが、典型的な天下りコースを歩んでいる。今の風潮に合わない気がするが、これが竹山市長の言う「市民目線」のようだ。竹山市長は若さをアピールして黒土町からの自転車通勤であるが、高齢の田村氏は東区からの自転車通勤はできないであろう。

 大植氏は近鉄高の原駅までは500mなので徒歩にて通えるが、京阪電鉄に乗って堺東にも京阪本社にも行けない。他市在住の堺市職員みたいで、帰属意識があるのでしょうか?しかも、たった7年の経営者経験で、市長の言う「経営センスがある」とも言い切れない、微妙な人事である。

  二人とも土木、建設をお得意とする理系である。偶然にも橋下知事を支える企業体も土木建設が中心である。大阪府からの圧力伝達や相談目的なら、副市長にせずとも外部相談役にでもしておけばいい。副市長も「タダ」ではないから。

 ところで、堺市役所からの生え抜き人事はないのか?一人くらいは生え抜きが入るのが通例のようであるが、上述同様の「サプライズ人事?」なのか?それとも引き受ける人物が居なかったのか?
 いずれにせよ、「市民力」に頼りすぎてか、堺市に人脈がないことは明らかだ。