先日、私の後輩から、走行中に突然、車が止まったという連絡がありました。
あいにく私が出張中だったため、レッカーにて当社に運んでもらいました。
そして、当社の整備士が原因を究明していたところ、恐ろしい事実を知ってしまいました。
エンジンをバラすと、なんと、エンジンオイルがドロドロになって、タール化していました。
そのドロドロとしたタール化したエンジンオイルがエンジン内部に付着していました。
これなら、エンジンが突然、停止しても仕方がありません。
エンジンが動かなくなって、当然です。
2,3日前に高速を走行したらしいのですが、よく走ったものです。
なぜ、エンジンオイルがドロドロになっていたかというと、簡単です。
約2万キロぐらいオイル交換をしていないのです。
オイルは5000キロごとに交換をしなくてはなりません。
以前は、ガソリンスタンドなどで、店員がオイル交換を勧めたりしていましたが、今はセルフの時代です。
オイル交換の重要性を指摘してくれる人が少ないのです。
今回の私の後輩の車は、運良くエンジンが焼きついていませんでしたが、オイル交換を怠ると、エンジンが焼き付いてしまいます。
そうなれば、エンジン交換という大手術をしなければなりません。
高いオイルを入れる必要はありません。
安いオイルでいいのです。
安いオイルをまめに交換することがエンジンを長持ちさせる秘訣です。
普段、セルフスタンドを利用している方々は、くれぐれもご注意下さい。
私の後輩には、少し説教をしてやりました。![]()