堺の刃物屋さんこかじです。
こんにちは。
今日はスタッフの1人がハロウィンに向けて、
お化けカボチャ(ジャックオーランタン?)を作りたいというので、
作ってみたレポートです。
まず準備したモノは、
かぼちゃ、包丁(ナイフ)、マジックペン、スプーン、まな板
あとその他にあったら便利なモノ
手袋、新聞紙、ゴミ袋、彫刻刀
とかでしょうか。
■かぼちゃを用意する
まず用意するのはカボチャ。食用ではなく甘みのない観賞用のかぼちゃを用意しましょう。
花屋やデパート、スーパー、雑貨屋、ネットショップなどで買えます。
スタッフが用意したのは食用のバターナッツカボチャ。
特に調べずに買いに行ったようで、まさかの『食用』。
スープにすると美味しいらしいです。
しかも形は細長くて変です(ノ_-。)
できれば横にふっくらした形の方が、置きやすくて安定感もあって良いです。
かぼちゃ選びには気をつけましょう。
■かぼちゃに顔を書く
細いペンで顔を書きましたが、見えにくいのでマジックでやり直し。
あとで切る時に直線の方が切りやすいです。曲線は器用な人ならできるかも。
下書きからなんとも不細工な顔ですね。
■上部を包丁で切る!
丸い大きなカボチャの場合、スタッフがやったような直線的な切り方ではなく、
少し斜めが良いらしいです。(内側に向けて斜めに切る感じ)
理由は後でフタにするときに納まりが良いから。
あと、カボチャは硬いので、誤って手を切らないように気をつけてください。
ちなみに、切るのがコワい人は滑り止め付きの軍手をつけて、少しでも安全にしましょう。
■中身を取り出す
上部を切り取ったら、中のタネや繊維を取り出します。
取り出すのはスプーンで良さそうです。
ここでしっかりくり抜いておかないとすぐに傷んでしまうので、
隅々まで削り取りましょう。
顔の部分の果肉をしっかり取って薄くしておくと、
後で目や口といったパーツを切り取りやすいです。
■顔のパーツを切り取る
まずは目を切り取ってみました。
実をしっかり削いでなかったので、切りにくい!!
前工程ではしっかり実を薄くしておきましょう。
切る時はマジックの外側を切ると、
マジックの跡が残らずにキレイに仕上がります。
■パーツを抜く
切込みを入れたら、内側から外側に向かって押して抜きましょう。
外側から押して抜こうとすると抜きにくいです。
で、写真では力技で外側から内側に向かって抜きにかかっています。
非常に抜きにくい!おススメしません!
■乾かしましょう
中に水分を残しているとハロウィン当日にカビが生えている!
何てこともあるかもしれないので、風通しの良いところでしっかり乾燥させておきましょう。
なお、このお化けカボチャの保存期間は2,3日~1週間程度です。
作るならハロウィン直前の週末がおススメです。
■まとめ
今回はじめてお化けカボチャを作ってみて思ったのは、
意外と簡単に作れるということ。
スタッフも初めてにしてはなかなかなの出来栄え!と喜んでいました。
ただ、細長いカボチャより、安定感のある横にふっくらしたカボチャの方が、
あとで飾りやすいので、かぼちゃ選びにはご注意を。
たくさん失敗したお化けカボチャ作りでしたが、
皆さんもこうならないように作ってもらえればと思います。
あと、バターナッツカボチャは(スイカみたいな)臭いが強かったので、
屋外で新聞紙を広げて作ったほうが良さそうです。
しばらく室内に臭いが充満していました。