はも（鱧）

はも（鱧）

はもは温暖な海を好む魚で、日本の中部から南の海にかけて生息しています。
主に、沿岸寄りの海底や、砂泥地、岩礁の近くに生息し、夜になると動き出します。
エサの魚などを捕まえたら絶対に離さないように、はもの大きな口には、
鋭い歯が並んでおり、前の方の歯は、犬歯状で大きくなっています。



このために、はもは口を完全に閉じることができません。
暖かくなってから、抱卵魚が目立つようになる8月、9月までが旬

日本ではもは高級食材として扱われ、夏の味覚の代表的なものとして珍重される。
はまには長くて硬い小骨が非常に多く、食べるには「骨切り」という下処理が必要とまる。
「はも」と「まあなご」の違い
はもはまあなごに比べて頭の先がとがっており、また、まあなごにみられるような体側に白色点は見られません。
はもはどうもうな魚で、その歯は鋭く、噛みつかれると大ケガをします。
食べ物も、はもは魚類、エビ、カニ、イカ、タコ等を食べますが、まあなごはカニ程度までしか食べることができません。