平昌オリンピック開幕、ジャンプノーマルヒル
平昌オリンピックが開幕しました。
写真は随分以前に作った作品「スキージャンプ」です。
スキージャンプのノーマルヒルは少し残念な結果で終わりましたけど、刻々と変わるジャンプ台の風が、試合結果に随分と影響していて、かなりの割合が「運」に左右されるスポーツだなぁ、と痛感しました。
解説の原田さんが、「いやぁ、これがオリンピックなんですよ。」って言っていたのが印象的でした。
「追い風だと、選手に出来る事はほとんど無いですから。」って。
「コーチが旗を降ったら(スタートの合図を、コーチが風向き等を考え、判断して旗を振って出します。)向かい風だと信じて飛び出すしかありませんからね。」
でも実際はコーチも風向きを判断する材料がたいしてある訳でも無さそうですよね。
したがって、「向かい風だ。」となって、スタートしても、アプローチを滑っている間に風向きが変わっていたケースも、随分あった様子です。
可哀想なのは、ジャッジの計測時点で「向かい風」のマイナスポイントが付きながら、実際に飛んだら、風向きが変わって追い風になって失速したような選手が何人もいたような事です。
パッと考えると、追い風の方が遠くに飛べそうな感じがしますけど、やはり向かい風で飛行機みたいに浮力を利用しないと、遠くには飛べないんですね。
難しいと言うか、本当にその時の「運」をいかにものにするか、それが大切なスポーツだなぁと思います。
追い風なら追い風。向かい風なら向かい風で安定していれば、実力差で決まるんでしょうけど、今回は2、3人毎にくるくる風向きが変わっていたから、より難しい試合だったんじゃないでしょうかね。
頑張れ日本。
sakagi keiichirou ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー