▶︎ 第7話 

あの日の経験が、未来をつくる。

高校3年生にとって、
この大会は特別な一日です。

もしかすると、

「ここで優勝できなかったら、書道部は終わり。」

そう感じている人もいるかもしれません。

でも、私は伝えたいです。

書道部で過ごした時間は、
結果だけで終わるものではありません。

仲間と一つの目標に向かったこと。

何度も練習を重ねたこと。

思うようにいかない時も、
諦めずに挑戦したこと。

人前で、自分たちの想いを表現したこと。

その一つひとつが、
これからの人生を支える力になります。





私は料理人になってから、気づきました。

技術だけではない。

毎日積み重ねる努力。

仲間と一つの目標に向かうこと。

人前で勝負する勇気。

最後までやり抜く強い心。

実は、そのすべてを、
私は書道部で学んでいました。





飲食業の世界も、簡単な道ではありません。
思うようにいかないこともあります。
悩むこともあります。

それでも、ここまで続けてこられたのは、
書道部で身につけた心があったからだと思います。

高校3年間で身につけたものは、
卒業と同時に終わるものではありません。

形を変えて、
これからの人生の中で生き続けます。


選手として作品を書く経験。

仲間と支え合う経験。

悔しさを乗り越える経験。

そのすべてが、未来の自分をつくっていきます。

そして、いつかまた、
違う形でこの場所へ帰ってくることができます。




料理人として。


社会人として。

誰かを応援する人として。

参加の形は、一つではありません。

私は料理人として、
この大会に関わることができています。

おすみつっきーを通して、
今頑張っている皆さんの姿を近くで感じられること。

そのエネルギーをもらえること


それも、私にとって大切な青春の続きです。

書道部で過ごした時間は、
終わりではありません。

未来へつながる、
人生の力になっています。