オクラかむ湯呑み茶碗に爪あたる

鈴虫になんか振替休日感

星月夜あくびする時Yの字に

ピーマンの今日の断面見届ける

秋の夜の自分の影にぎょっとする

「年々オクラが好きになっています。食が細くなっていることもあり、オクラのおひたしとビールで十分という気になることもあります。あとは自分で句会を主催したいという思いが強くなっています。どこで何がつながるかわからないので、準備として俳句を作っていることを公言していこうと考えているこの頃です。」と兵庫県宝塚市の藤田さん。ぜひ、句会を主催してほしいなあ。新しい人が集まり新しい言葉が渦巻きますよ。