長谷川櫂さんの文庫本です。この中公文庫、定価800円+税です。

長谷川さんの「四季」(読売新聞連載)は20年になるそうです。短歌、自由詩などいわゆる詩歌を鑑賞する長谷川さんのコラムはかつての大岡信さんの朝日新聞のコラム「折々のうた」の路線を引いているようです。ボクの「季語刻々」はもっぱら俳句に執していて、その点で「四季」や今の朝日新聞の「折々のことば」とひそかに競い合っている気分です。