穴を出る蟇も婆あばもどっこいしょ

ぶらんこのきこきこきしみ老年期

野に遊ぶ面白すぎて出る涙

春日向ココロの影の濃く淡く

三姉妹老いて生家の春また来

「このところ俳句仲間が近くのカフェ「たまり場」に来てくれて小さな句会を楽しむようになった。お茶や食事で数時間いられる。今集まれる6人で小さな句会をしている。昔、神戸で句会のとき座布団にころがされていた赤ん坊が、もう二児の父になっている。私たちは老いた。私たち可愛いかったね。私たち50年近く俳句してたんだ。小さな俳誌「瓔」に西村玲子さんのイラストを描いていただいたのも思い出。さて私はその後をどう生きるか。おばさんトークしながら、俳句しながら、なんとかやっていくことにした。」と京都市の火箱さん。なんとかやってゆく、がいいなあ。