句集『リスボンの窓』の揮毫本(ボクが見返しに一句を書いた本)の販売を開始したらAさんから次のようなメールが届いた。「ジュンク堂で見て、自分で買うか、図書館に買ってもらうか決めます。このごろ、図書館はたいてい買ってくれます」。Aさん、多分図書館にリクエストするのだろうな、と思ってくすっと笑ってしまった。とっても正直なメールだから。写真は揮毫本の一例です。窓の字を間違っていますが、リスボンの壊れかけた窓の感じがして自分で笑いました。揮毫本にはこんな書き誤りも生じます。そうそう、『リスボンの窓』には「雲は春くすりと窓の音がして」という句があります。