2017年 2月~3月アフリカ南東エリア巡り ⑮ リロングウェー→コタコタ(マラウイ) | hayato sajikihara

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  2017年 2月27日

 

 昨夜は暗くタクシーで来たため分からなかったのですが、宿は高級住宅地の中という感じの所でした。

 朝食付き(ここに作りたてを出してくれるスタイル!)を堪能。

 マラウイでの滞在は実質3日間。行ってみたいのは世界遺産のチェンゴニの岩絵地域、マラウイ湖、コタコタのリビングストンの樹、です。コタコタはマラウイ湖畔の町のようですので、実質コタコタかチェンゴニ、どちらを先に行くか?!地図をにらみながら、今日コタコタに行き、午後観光。明日始発でリビングストンに帰りチェンゴニ日帰り観光。を計画しました。(過去の経験から国際線飛行機、バスに乗る町周辺に帰る前の日に居るようにを基本としているのです。過去台風で間に合わなかったことがありまして (;_;) ) 結果論ですが、これが大正解。

 早く出たかったのですが、銀行での両替をしなければならなかったのと、なんと朝から大雨 (T_T)

 結局宿を出たのは8:40を回ってしまいました。雨が小降りになり歩いて出発。町中心までは歩いて10分程で到着。

 中心部はショッピングセンターや銀行など集まり便利です。ですが首都とはいえそんなに高いビルもなく日本の地方都市と言った感じ。ただ人は多く活気があるんでシャッター商店街などはありませんが・・

 銀行も混んでいて並びましたが、無事両替完了。しかしながらUSドルの2006年以前の紙幣を受け付けてくれませんでした。ここだけでなくマダガスカルでも、後日のモザンビークでも。円高の際に多めに両替している僕にはショック。たまたま新しいシリーズを持っていたので助かりましたが、海外に行かれる方はお気を付けください(ちなみにアメリカの友人に聞いたところアメリカ国内は問題なしとのことです 2117年3月現在)

 まずはバスターミナルを目指します。雨も降っているので銀行前通りを渡ったところのバス停で来たミニバスに聞いて乗り込みました。今日はどこに行くんだと聞かれてコタコタと答えると、お客さんの一人がバスターミナルに着いたら案内してくれると言います。どこかの会社の客引きかなーと思いましたが雨も降っているので付いて行くことに。案内してくれたのは大型のバスでした。普通に親切なだけでした。ごめんなさい。ただ、このバス選択は間違い。出発まで時間があったのです。乗り込んだ時まあままお客さんが乗っていたのでそんなに待たないかと思ったのですが・・・現地長距離路線バスに乗るのもいいかと思いそのまま待ちました(その判断がトラブルに巻き込まれるとは・・・・)

 二時間弱待ってやっと出発。(色々なところに行くバスや旅行者を眺められてそれはそれで良かったですが。)ですがリロングウェ郊外が大渋滞。大きな道がないですからね。

 町を出るとバスは片道一車線の道を快走。古いバスですからそれなりのスピードです。

 マラウイも緑豊かな国。バスはロングウェから東に走り、峠を越える時遠くにマラウイ湖が見えてきてテンション上がります。ワラウイ湖の水産物で有名なサリマを経由しそこからは北上。このバスは時間がかかり予想以上に時間がかかります。

 今日中のコタコタでの観光は無理かもなーと思っていると、バスが郊外、何もない道ばたに停止。最初はお手洗い休憩かなと思い、井戸での水くみや地元子供を暑い車内から眺めていましたが、いっこうに走る気配なし。運転席横のエンジンルームを開け始めたのでこれは故障だと外に出ました。

 初めは井戸の水を汲んでエンジンに入れているのでオーバーヒートか、と見ていると入れた水がそのまま下から出てくる?!ホースかラジエーターに穴じゃん!あららと思いつつ他のみんなとのんびり待ちます。(待つしかないの方が正解かも)日が強いので日陰を探しながら、クーリングの問題だねとみんなで話していると、乗り込めとの指示。やれやれと思って乗り込むとまた出発しません。そうこうしているとエンジン止めちゃいました。あらら・・。今度はギヤ周りを見始めました。おいおい。周りの商店など見学しながら待ちますが、なんとここで欠航。こんな経験も初めてです。どうやら払い戻しをこの場所でやるそうです。ある意味凄い。だから後から通過するミニバスに乗ってコタコタに向かえだそうです。ミニバスはただでさえ満席で出てくるからこれはこれ全員乗れるにはどのくらいかかるのだろう?最悪バスで寝ろとなったら蚊対策大変だなと思っていると最初のミニバスがやはりギュウギュウで来ました。するとバス車掌さんがこれにお前は乗れといいます。乗れるのか??外国人だから最初に移動させてやろうとの親切なんでしょうね。

 ところがすごいですね。僕以外も複数乗り込んで、人が折り重なり身動き全く動けない状態でミニバスは出発。相当重いでしょうが、案外スピードが出ます。これなら少しの辛抱かなと思っていると、後ろ扉が開いちゃいて荷物が道路に落ちました。そうです。もちろん荷物もギュウギュウですからね。

 再度荷物を搭載、超ギュウギュウで出発。幸い一時間弱でコタコタに到着しました。

 日はすっかり落ちていました。宿の情報が全くなくどうなるかと思いましたが、目の前に看板発見。とんがりお屋根の離れにある独立部屋のいい安宿を抑えることが出来ました。

 コタコタは国道の分岐点にある町。その交差点が中心です。とはいえ夜は真っ暗。懐中電灯を持って食事に露天で立ち食べホルモン屋さんが発見。これが美味しかったー。残念ながら飲み物はその露天で売ってなかったですが、ビールがあったらマッチしたと思います。

 食道がなかったので、商店などを廻ってビールと揚げ菓子などを購入。再度ホルモン屋さんに戻り、露天の親父さんに喜ばれながらもう一回ホルモンを堪能。

 コタコタの夜を楽しみました。

 

 高級住宅街の中にあったホテル。

 

 いい宿でした。

 

 リロングウェの旧市街地中心部です。旧とはいえ歴史的建物が並んでいるという感じではありませんでした。

 

 銀行前で雨宿り中に撮影。中央信号の向こう側にバス停からバスターミナルへのバスに乗れます。

 

 乗り込んだコタコタ行きのバス車内。このバスでトラブルに合うことになろうとは。

 

 リロングウェのバスターミナル。タンザニアやジンバブエなど国際バスも沢山いました。

 

 やっと出発するもリロングウェ市内は大渋滞。

 

 マラウイはとうものこし栽培が盛んです。

 

 かわいいとんがりお屋根の住居。

 

 リロングウェとマラウイ湖の間には山々があります。

 

 丘を越えて行きます。

 

 峠の露天街。バスが到着するとみんな一目散です。

 

 緑豊かな国です。

 

 途中の町サリマ。

 

 夕方に差し掛かると巨大は積乱雲に発達。雨くるかな?!

 

 最初はのどかない水汲みだと見ていたのですが。

 

 バスを降りて待つことに。

 

 最初はラジエーター?!の修理待ち。

 

 強い日を浴びてとうものこしが育っていました。

 

 子供も暑い中待ちます。

 

 直ったから乗り込めーのはずが。

 

 今度はギア周りの不具合?

 

 現地の子供たちにとってはいい暇つぶしです。

 

 道沿いの一軒屋商店。

 

 とうとう欠航決定。払い戻し光景です。

 

 後から来たミニバスに乗れましたが、荷物が落ちて搭載のやり直し。前も後ろもぎゅうぎゅう!

 

 コトコタに着く前にすっかり日が落ちました。

 

 コタコタでの立ち食いホルモン屋さん。

 

 塩を自分で少し付けて食べるスタイルです。

 

 商店の灯りだけが明るいです。

 

 ビールは南アフリカから入ってきていました。

 

 今夜の晩御飯。右上は宿のスタッフが貸してくれた虫よけです。

 

 2017年 2月27日