2017年 2月23日
明日はマダガスカルを離れる日ですから、今日は実質マダガスカル観光に使える最後の日です。
アンタナナリボと郊外にある世界遺産アンボヒマンガに行ってみようと思います。
まずは宿でスタッフにバスでのアンボヒマンガへの行き方を聞いてみました。宿から少し歩いた場所から路線バスで北部のバスステーションに行き、そこからアンボヒマンガ行きのバスがあるそうです。歩いて独立広場などを観光してバス停に向かうことにしました。
宿を出て露天でマダガスカルでは定番になった洋風?朝食を立ち食い。
その後、すぐに独立広場に着きました。夜間はマダガスカルで一番治安が悪いとも言われていますが、昼間は賑やかな、人が沢山居る広場で治安は全く問題なし。色々なお土産(民芸品やアンモナイトなどの化石まで)売っていました。またそこからの景色が坂の多いアンタナナリボらしいいい風景です。
広場から中心部に続く階段を下って(某ガイドブックには危険な階段と書いてあるが、やはりここでも極端な脅かしでした。)市場前へ。建物が得意な形でした。
バス停に着いて、案内板で教えてもらったバスの番号がない?!ここからではないようです。仕方ないから少しバスステーションに近づきながらバス停を探すことに。それにしても街を歩く人の多いこと多いこと!人口が減っている国から来ると圧倒されます。
程なく教えてもらったバスナンバーがあるバス停を見つけ、バスに無事乗車。しかしながら人が多いんだから、車も多い。当たり前に渋滞です。
バスステーションは通りを挟んで各バス会社のブースが無数に並んでいる作り。アンボヒマンガ行きはその通りの端、ガススタンド裏にありました。ここでは一社がピストン輸送みたいで、今までのような激しい客引きもなし。しばらくするとバスは出発しました。
45分ぐらいでアンボヒマンガの旧城壁の門前の広場に到着。観光客は僕だけ。そこからまだ奥に伸びる道をさらに上っていくと、アンボヒマンガの大統領建物の入り口でした。途中アンボヒマンガ全体図の看板が有りましたが、山全体がアンボヒマンガみたいで日本でいう山城跡みたいな感じです。
中は旧マダガスカル大統領の自宅としてはとてもシンプルで、日本でいう豪族の家より小さい感じ。無駄なことはなさらない方だったんですかね。その後のフランス文化を受けた後の建物もありましたが、それも大きくない建物でした。
敷地を回り込むとアンタナナリボ方面が見渡せる場所があり、景色を見ながら少し休憩。
入り口付近にあるかわいいお人形のお土産などを見て、バス乗り場へ。降りたところではなく、少し道沿いに下ったところが、バス乗り場。昼休憩だから少し待ってなー。と言われて少し待ちました。
アンタナナリボへの帰路はバスステーションからのバスもすぐ見つかり楽々。アンタナナリボ駅近くでバスを降りて駅を観光。観光用の列車が走っているみたいですが、実質お客さんは居ないみたいで、駅構内はお店が沢山あるプチショッピングセンターになっていました。
駅に隣接するカフェでお茶して、駅から伸びる大通りを観光し宿に戻りました。
夕食はお肉が美味しいというブラジル料理スタイルの人気店へ。独立広場近くを通るので、歩くかタクシーを使うか考えましたが、まだ明るいうちに歩いていくことにしました。
お店はオシャレな感じのバーとレストラン併設したレストランでした。どこから来たの?と聞かれて日本だよと答えると日本の国旗を持ってきてくれました。お客さんにはそうしているみたいで色々な国からお客さんが来ていました。料理は色々な種類の肉を焼きあがったら持ってきてくれるシステム。美味しく色々食べられてとても満足な夕食でした。
さて帰り。すっかり暗くなっています。また店の前が一方通行なのでタクシーに乗ると相当遠回りになりそう。そこで歩いて帰ることに。やはり独立広場に近づくと人通りもなく暗い。建物沿いに足早に歩き、無事宿に着きました。夜歩いてこの周辺を歩くのはお薦め出来ないかも知れません。
今朝もフランス風?朝食を屋台で。
夜間、治安が悪いと言われている独立広場。昼は大変にぎわっています。
独立広場から市場に続く階段。昼間な問題なく、活気あふれてお土産品などが売っています。
階段を見上げるとこんな感じ。
市場の建物が面白かったです。
中心から10分ぐらい歩いた場所。人が溢れています。
車も溢れます。
北部のバスステーション。沢山のバス会社が有ります。アンボヒマンガ行きはこれでいうと右上。赤いTOTALの裏になります。
アンボヒマンガ行きミニバス乗り場。
45分ほどで到着。バスはこの門の奥の広場が終点。
世界遺産 アンボヒマンガ。
日本でいう山城です。所々に人工的な石積みが見られます。
山全体が遺跡です。
道沿いにかわいい花が咲いていました。
宮殿跡に到着。
牛?のガイコツで作ったオブジェ?力の象徴なのでしょうか?
時代が異なる建物が混在しています。
一番古い大統領の家。とても小さくシンプルです。
新しい方の建物はヨーロッパ文化そのものです。
これは装飾にあった日本です。当時の人はこれを見てどんな想像をしたんでしょうね。
周りは山に囲まれたのどかなところ。
アンタナナリボ方面の景色です。
人形のお土産。素朴な感じが良かったです。
店番お疲れ様です。
帰りのバス乗り場は200mほど下がったところになります。
立派なアンタナナリボ駅。外見と違い、中は複数のショップがありました。
鉄路は主に貨物に使われているようです。
駅隣接カフェで一休み。
坂の町アンタナナリボ。ポルトガルのリスボンやボリビアのラパスみたいな感じです。
二泊した宿。中は奥に広く、部屋は静かな宿でした。
夕食に向かう時に撮りました。これくらいの暗さならまだ大丈夫。
お客さんの出身地の旗を出してくれるサービス。なんか嬉しかったです。
2017年 2月23日