2017年 2月20日
今日はいよいよバウバオ並木を見に行きます。
早朝起きて、準備。残念ながら昨日の市場では、朝食になるようなものを手に入れられなかったので、
朝ご飯はお預け。
時間より少し早く、ツアー待ち合わせのホテルの一階に行くと、アレンジしてくれたスタッフが居て少し安心。しかし!!一台目にトライバーは何やら話した後帰ってしまいました。金額が折り合わなかった様子。
前日に話をしていなかったのでしょうか?二台目の車とドライバーはそれから約20分後に来ました。
ホテルのスタッフがちゃんとキリンディー国立公園とバウバオ並木、その夕日を巡るようにと確認もしてくれました。そうです。ツアーというよりは車チャーターというシステムで4WDを持ってる現地の方がこづかい稼ぎでやっている。という感じです。ちなみに今回は丸一日チャーターで18ユーロでした。
ドライバーさんはとても親切な方でした。途中彼の家の寄ったのですが、奥さんが美人!それを言うと喜んでました。お店で飲み物と朝食のお菓子をゲットして、朝の道を快適にドライブ。
国道から未舗装の道に入り、出発から40分ぐらいで、バウバオ並木に到着。夕方再度来るとはわかっていても、どうなるかわからないので写真をパシャパシャ。草原地帯に立つバオバブたちは美しく、力強かったです。
バウバオエリアを一度離れ、まずはキリンディー国立公園へ。小さな村や巨大なバウバオ、そして道を横切るカメレオンなどを見ながら進みましたが、ここでマダガスカルの雨期の凄さを体験します!
この日は雨こそ降っていませんでしたが、溜まった雨が道を凄いことにしていたんです。雨期とは言え、大したことなく普通車レンタカーで行けるんじゃないか。と少し思った自分がそれを実行しなくて良かったーと思いました。あくまで結果論ですが、もし2日前、ミアンドリバスからベローシィリビヒナに船で下り、そこからミニバスでムルンダバに向かっていたら(僕の同ブログ 2017年 2月~3月 アフリカ南東エリア巡り⑤参照ください )同じこの道を来たはずですから、確かに時間は相当かかったと思われます。途中バンタイプのミニバスがスタックして助けましたし・・・
探検に近い道を進み、無事キリンディー国立公園に到着。ここで入場料が必要になり、ガイドを付けるのは必ずになります。ここで一つ失敗!半ズボンで行ったのですが、蚊の数が半端ないんです。虫よけ?!そんなもの全く利きません!!なんせ、蚊の大群が追いかけてくるのが見えるぐらい!ずっと足を動かしておかなければなりませんでした(T_T)
ガイドさんもとても親切で親身に案内してくれました。将来旅行会社をやりたいと夢も教えてくれました。
相手は動物なので見られなかったらごめんね。と言いつつ二種類のサルを探してくれました。サルたちは案外、人なつっこく近くに寄って来てくれました。二種類とも家族のコミューティーでした。
ガイド自体は一時間ほどで終わり、昼食時間でしたが如何にも外国人用レストランしかなく散歩して時間を潰しました(夕日の時間に合わせて出発の為)そうしてると、ラッキーなことにマダガスカル最大の動物マダガスカルマングース科フォッサを見ることが出来ました!!マダガスカルでは子供をさらうとか評判はイマイチらしいですが・・・
泥水で一杯になった道を再度戻り、各名バオバブ(巨大、愛し合うなど)を見た後、バオバブ並木へ。
夕日まで時間があり、この並木道はただの観光地ではなく、現地の方が沢山利用する生活道路でもあり、人々の生活もゆっくり見ることが出来ました。
夕日が沈む頃、ちょうど積乱雲が遠くで発達し、それに夕日が映り、かつ遠くには稲妻も見ることが出来それは美しい風景となりました。このバオバブ並木のポイントは夕日で有名ですが、確かにその時間に行かれるといいですよ。お薦めの場所です。
日が暮れて帰路に。充実した一日でした。
ムルンダバの朝
簡単な朝食。
水田の向こうにバオバブが姿を現し始めました。
バオバブは想像以上に大きかったです。
有名なバオバブ並木のポイント。後ほど夕暮れにも来ますが、午前中だとこのような光線状態になります。
道をカメレオンが横断。
このエリアはバオバブが沢山群生しています。と言うか、残っていますが正しいかも。
国立公園に近づくとより悪路のが始まりました。
現地の慣れているはずのミニバスでもこんな感じ。雨期を舐めてはいけません。
助け合いですね。しかし近くに車が居ないと待つことになります。
道からキリンディー国立公園への7kmはこんな感じでよりハードになります。
キリンディー到着。
ガイドさんの後を歩き、こんな感じの森を歩きます。蚊が沢山!!
キツネザル。案外近くにも来てくれました。
マダガスカル最大の動物。フォッサ。見られて運が良かったです。
トカゲも大きい。自然豊か。
帰路での巨大バオバブ。村の守り神的存在なのでしょうか?!
大きいバオバブは迫力があります。
愛し合うバウバオと呼ばれている木です。
周りの植物に比べても、バウバオの大きさは群を抜いています。
夕方になると、午前とは違う姿を見せます。
有名な並木道ですが、普通に生活道路です。
日が沈みかけると、こんな感じになってきます。
なんか神秘的です。星の王子様のイメージに繋がります。
この日は夕日が雲に当たり、とても美しい景色になりました。お薦めのポイントです!!
2017年 2月20日